ハッピーライフ専科

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現代人は「認められること」に飢えている!

おいでやす♪~ 

☆彡ハッピーレッスン

 

現代人は「認められること」に飢えている

 

私(原邦雄)が開催しているセミナーでは、参加者の皆さんに実際に褒めたり褒められたりしていただいています。

 

すると驚くべきことがよく起こります。

 

 専業主婦渡辺(仮名)さんの場合です。

渡辺さんは、毎日毎日、一生懸命に家事をこなしています。

朝食、夕食はもちろん、掃除、洗濯お買い物等、やることは日々たくさんあります。

何より大変なのは子供たちの世話。まだ小学校前の子もいて、なかなか手がかかります。

けれども夫から感謝の言葉一つかけてもらったことはありません。

夫も仕事で大変だし、仕方ないと考えていました。

 

 そんな中渡辺さんはセミナーに参加しました。

渡辺さんは「別に私、褒められるようなことは何もしてませんよ」とおっしゃっていました。

 

「しかし、毎日主婦としての仕事を良くなさっているではありませんか」と私は言いました。

「あなたのしていることはあたりまえのことではありませんよ。あなたが家事を引き受けているから、ご主人は安心して仕事に打ち込めるんだし、お子さんもすくすく育っている。すごく頑張っているではありませんか。あなたは立派に家族を支えていらっしゃいます。」

そう語りかけると、どうしたことでしょう。

 

渡辺さんの目がみるみるうるんで、一筋の涙が頬を伝わり、そして涙があふれかえり、止まらなくなりました。

 

「あれ、どうして私泣いているんでしょうネ」と本人も不思議がりました。

 

 でもね~、私にはわかりました。渡辺さんは自分でも気づいていませんでしたが、本当は認めて欲しかったのです。

 

 日々の家事と子育ては、本当は骨の折れる仕事なのです。

 

渡辺さんは、それが自分の役割だと思いつつも、夫には「やって当たり前」の様にみなされていたのです。

 

 彼女がどんなに子育てで神経をすり減らしても、夫はそれを知りもしないし、知ろうともしない。

 

 渡辺さんは「私のことを知ってほしい。「よく頑張ったネ」と抱きしめてほしい」とその願いが一粒の真珠の雫となって滴り落ちたのです。

 

 セミナーで褒められて泣いた人は渡辺さんだけではありません。

よく見られる光景なのです。

 

 誰かに認められるということは、大人が思わず涙を流すほど心を揺さぶられ、感動する出来事なのです。

 

 考えてもみてください。あなたはここ数日誰かに褒められたことがありますか?

もしあれば、ステキなことですが、日々、頑張っているのに、なかなか機会がないのではないでしょうか。

 

 だからこそ、たった「一言の褒め言葉」が魂を揺さぶるのです。

 

 普段、誰からも認められない切なさを抱えて生きている人がそれだけたくさんいるのだと思います。

 

 特に、日本は「褒め言葉」をかけてもらえずに、辛い思いをしている人が多いように思います。

 

日本人はどちらかというと人のマイナスの面にばかりフォーカスしがちです。

  人のプラスの面に焦点を合わせれば、人々が前向きで明るく苦難を乗り越えることができると思って居ます。

 

日本に「褒め言葉文化」を根付かせましょう。


これにて一件落着、めでたし、めでたし~。


一度っきりの人生、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~

 


Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。

 

以上は原邦雄著 『たった一言で人生が変わる褒め言葉の魔法』 より一部抜粋&加筆

 

★原 邦雄 Kunio Hara (はら くにお、1973年10月15日 - )は日本の教育実践家。「ほめ育」の第一人者。

株式会社スパイラルアップ 代表取締役一般財団法人ほめ育財団 代表理事

人物・経歴
大手コンサルティング会社にてコンサルタントとして活躍したのち、「本当に現場の気持ちが分かるコンサルタントになりたい」と思い立ち、ラーメン店に転職。洗い場からスタートし、4年間の修行を経て、店長になるという体験を通し、チームをまとめること、人材を育成するためには“ほめて育てることが大事である”ことを会得。

2011年独立。株式会社スパイラルアップを設立。売上に直結するほめ方のノウハウを企業に根付かせるため、コンサルティング活動をスタート。2015年、それまでの経験から「ほめるという行為は全ての人に通じるものである」ことから「ほめ育」を将来を担う子供達へ波及したいと考える。

活動実績
2015年、子供の教育にチャリティすることを目的とした「一般財団法人ほめ育財団」設立。“ほめ育【Ho-Me-I-Ku】を世界共通語に!”を合言葉に活動を開始。ミッションは“世界中の人たちを輝かせる!”。

ほめて人を育てる「ほめ育」を196カ国に広げるために、日本だけではなく、アメリカ、中国、インド、カンボジアシンガポールインドネシアなどに活動を展開し、のべ100万人以上にほめることの素晴らしさを伝えている。

多数の現場で培った経験と、脳科学・心理学をミックスした教育メソッドは、大人だけではなく幼児教育にも活用できるとして、国内外200社に導入されている。

年間200回以上の講演を行う。

自身の体験と実践による教育を行うが、アカデミックな教育学研究者ではなく、また学校等の制度的な組織の教育者でもない。したがって、教育者というよりも「教育実践家」と呼ぶことが相応しい。

著書
『やる気と笑顔の 繁盛店の「ほめシート」』(2013年、ディスカヴァー・トゥエンティワン)※英訳・中国語訳もあり
『売上が上がる ほめる基準』(2014年、商業界)
『今すぐできる! 今すぐ変わる! 「ほめ育」マネジメント』(2015年、PHP研究所
『たった一言で人生が変わる ほめ言葉の魔法』(2016年、アスコム
『1日1ほめで幸運を引き寄せる 自分をほめる習慣』(2017年、すばる舎

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ごきげんよう♪~