ハッピーライフ専科

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ボランティアに目覚める時、「この芋煮おいしいね」とあなたが言ったから 3月11日は「芋煮記念日」

私はランチの弁当をいつもスーパーで買っています。好きなのは「幕の内」です。

 

ある時レジが混んでいました。すると私の前の夫人が「お先にどうぞ」というではあ~りませんか。

 

私は「ありがとうございます」。と言って代金を精算をした。

 

そんなことが何回か経験があります。

 

私がイケメンだからでしょうか、それとも休み時間が1時間しかなく急いでいたのを分かってくれたのだろうか。 

 

ラッキー、チャチャチャ~。


 またある冬の大雪の日に車が側溝に落ちたことがありました。

 

「まいったな~」と思っていると、通りがかりの人が「おーい、みんな来てくれ、車が側溝に落ちて動けないようなんだ。手を貸してくれ。」

 

するとどうでしょう。どこからともなく、男性が4-5人集まってきました。ある人はジャッキまで持ってきてくれました。

そして「ヨイショ」と車を引き揚げてくれました。

 

リーダーらしき人に「ありがとうございます。お名前と電話番号を教えてくれませんか。お礼をしたいんですが」というと

 

「そんなもの必要ないよ。困っているときはお互い様だ。今度はあんたが困っている人見かけたら、助けてやることだね。」

 

といって三々五々皆さん何も言わずにその場を去っていきました。

 

聞くところによると皆さんは知り合いではなく、何の関係もないとのことでした。

 

ハッピー。

 

「えーっ、そんなこと有り得るの?」あり得るんです。アリエール。

 

ここはみちのく。


 そして東日本大震災です。

私の住んでいた地区は1か月間、電気、水道、ガスともにストップしました。

明かりといえばロウソクのみです。

ロマンティックなんて言ってる場合でないんです。ほんとにまいりました。

その時には国内外からのたくさんの支援をいただきました。

 

感謝感激雨嵐です。

 

その時覚えていることの一つは小学生の子に「芋煮(いもに)・トン汁」を御馳走になったことです。

小学生たちだけで炊き出しをやっていたのでした。(補助的にお母さんが手伝ってたようですが・・・)。

まさかいい大人が小学生の子の厄介になるとは思いもしませんでした。

小学生の女の子に作ってもらった芋煮は実に美味しかった。今でも忘れられません。

 

「この芋煮おいしいね」とあなたが言ったから 3月11日は「芋煮記念日」。

《どこかで聞いたセリフだなぁ》

 

そして九州や関西地方から給水車を持参で応援に駆けつけてくれました。

 

私が知っている女優さんも資金的援助をしてくれたり、応援に駆けつけてくれました。


皆さんありがとうございました。ウルウルでした。

 

東日本大震災は私にボランティア精神を呼び覚ませてくれたということが言えます。

こうしたことがあって私は何か人さまのお役に立ちたいと思う様になりました。

 

3月11日は私の「ボランティア記念日」となりました。

 


 ある時、以前読んだ本のことがふと思い出されました。

「まわりの人を幸せにする55の物語」という本です。

内容は国際救助隊という秘密結社?の活動報告本でした。

そこにはなんと「レジの順番を譲る」「溝にはまった車を救助する」等とあるではありませんか。

「レジの順番を譲る」は花屋さんの話でした。


「溝にはまった車を救助する」は福島市での話でした。


すべて匿名。「通りすがりの者」とありました。

私が奉仕の精神に目覚めるよりはるか前にすでに動き出している人達がいたのです。

素晴らしい。

現代は資本主義社会です。

資本主義とは最小の費用で最大の効果、利益を上げることが求められます。

ここには感情というものは入り込む余地はありません。

そんな世の中なのに、名誉や、利益のために動くのではなくただ困っている人がそこにいるから助けるという人がいることに驚かされました。

何の見返りも求めていないのです。

情けは人の為ならず "Mercy is not for people."ではなく他人や社会に貢献することを喜びとしているのでしょう。

 

完全なる無償の愛なのです。


なんと崇高な精神なんでしょうか。

日本もまんざら捨てたものではないと実感しました。

人間かくありたいものですね。

 

 

以下は「まわりの人を幸せにする55の物語」福島 正伸監修の紹介です。 

まわりの人を幸せにする55の物語

まわりの人を幸せにする55の物語

 

 

国際救助隊について

●国際救助隊の趣旨

国際救助隊隊員は、自分の名誉のためでもなく、利益のためでもなく、すべては他人のため、人類の未来のために、日常生活の中で、他人や社会に貢献することを喜びとして行動する。

社会には、様々な理由で困っている人、悩んでいる人など、救いを求めている人々がたくさんいる。それらの人々のために国際救助隊は、どんなに些細なことであっても、できることから行動する。

それは、単に笑顔を見せることかもしれないし、励ましの言葉をかけることかもしれない。しかし、そのことによって相手が勇気を得て、行動することができるようになったとすれば、それは国際救助隊としての目的を達成したことになる。

ただし、その活動を行うにあたっては国際救助隊としての活動であることを、できるかぎり人に知られないようにしなければならない。万一、国際救助隊であることが察知されるようなことがあったとしても知らんぷりを通すことが求められる。

国際救助隊隊員は、人類の未来を担うという崇高な目的をもって行動するものであり、自らの知名度を上げるためのものであってはならない。たとえ、自分の命をかけるような場面に遭遇したとしても、何気なく行動し、活動終了後は、ただの通りすがりの者であるかのような態度をとることが求められる。

 


●人類の未来のための十カ条
【第 一 条】まずは私がやる、先頭に立って行動する
【第 二 条】ピンチはチャンス、前向きな言葉のみを使う
【第 三 条】問題あるところに生きがいを見出す
【第 四 条】手法は100万通り、あきらめない
【第 五 条】何気なくやらない、人類のためにやる
【第 六 条】人を信じ、夢を信じる
【第 七 条】最大の困難に、笑顔で挑む
【第 八 条】他人とは、感謝で付き合う
【第 九 条】人生のすべてを楽しむ
【第 十 条】最大の報酬は、感動の涙

ゴミが落ちていた時には、真っ先に拾う
あいさつは、最高の笑顔で自分から先に行う
問題が起きたとき、「この日が来るのを待っていた!」と言いながら先頭に立って行動する
家に帰ったら、子供に「今日の仕事も、最高に楽しかったよ!」と伝える
見て見ぬふり、をするのではなく、見たら助けて助けなかったふり、をする 
その他

以上一部抜粋。

 

東日本大震災 ひがしにほん‐だいしんさい
平成23年2011年3月11日午後2時46分、三陸沖で発生したマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震により引き起こされた大災害。

東北地方の沿岸部では最高潮位9.3メートル、遡上高40.5メートルに達する巨大津波が発生した。本震後も、岩手県沖から茨城県沖の広い範囲で余震が多発。死者・行方不明者は約1万9000人とされる。東北・関東大震災

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