現実を丸ごと受け入れた瞬間から新しい人生が始まる。
☆彡ハッピーレッスン
✱現実を丸ごと受け入れた瞬間から新しい人生が始まる
漫画『天才バカボン』の初めの頃に次のような場面があります。
天才バカボンのパパはママと結婚して子供ができます。生まれた子供はダウン症でした。
ショックを受けたパパはフラフラと道に出たところを車にはねられてしまいます。
頭を強く打ったパパは、起き上がった時に言った言葉が「これでいいのだ」でした。
そして、「わしはバカボンのパパになるのだ」と言いました。
以後何があっても「これでいいのだ」と言い切ります。現実を受け入れ肯定します。
ある時、私(ひすいこたろう)の知り合いの画家が脳溢血で倒れました。
彼は歩けなくなり、指も動かせません。
でもね~、その時彼は落ち込みませんでした。
「だって、今できることは、現実をただ受け入れることだけなんだから」と彼は言いました。
半身麻痺という変えられない現実を受け入れたら、あとはリハビリをするかしないかを選択するだけ。
ならば、リハビリを選ぶ、考えることはそれのみ。
そうなんです。思考はシンプルなんです。
まさに"シンプルイズベスト"なのです。
(※Simple is Best!
シンプルイズベストは「単純が一番良い」という意味と「これ以上削るものがない状態」ということを表現しています。)
そして、淡々と、リハビリを続けた結果、指が動くようになり、歩けるようになり、そして、ついには再び絵が描けるようになったのです。
彼は次のように言いました。
「変えようとしなくていいんです。そのままでいいんです。すべてを丸ごと受け入れた時に、すべてが変わり始めるから」と。
これが彼がたどり着いた境地でした。
「これでいいのだ」そう受け入れた瞬間に、新しい景色が見えてくるのです。
起きてしまった出来事は変えられない。あれこれ後悔しても仕方ありません。
でもね~、それをどう捉えるかは変えられるのです。
「うん、これでいいのだ」
そう受け入れた瞬間から世界が明瞭に見え始めるのです。
現実を受け入れた瞬間から新しい人生が始まるのです。
「受け入れることなしに、何も変えることはできない」ユング
これにて一件落着、めでたし、めでたし~。
一度っきりの人生、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上はひすいこたろう+ひたかみひろ著『運命の流れを変える!しあわせの「スイッチ」』より一部抜粋&加筆
★カール・グスタフ・ユング(Carl Gustav Jung、1875年7月26日 - 1961年6月6日)は、スイスの精神科医・心理学者。ブロイラーに師事し深層心理について研究、分析心理学(ユング心理学)を創始した。フロイトとともに精神分析学を発展させますが、意見の相違から決別し、ユング心理学とも呼ばれる独自の分析心理学を創始しました。
超常現象,東洋思想,ヘルメス的伝統(ヘルメス思想)などの再評価という側面からも,大きな現代的関心が寄せられる思想家。主著《変容の象徴》(1912年),《タイプ論》(1921年),《心理学と錬金術》(1944年),《結合の神秘》(1956年)《無意識の心理学》《心理の類型》など。
「世界の3大心理学者」に数えられている。
オーストリアのジークムント・フロイト(1856~1939)、
同じくオーストリアのアルフレッド・アドラー(1870~1937)、
そしてスイスのカール・グスタフ・ユング(1875~1961)、
★ひすいこたろうのプロフィール
新潟県出身
作家、天才コピーライター。「ものの見方(認識)が変われば世界は1秒で変わる」をモットーに、幸せになる捉え方を追求。
日本メンタルヘルス協会の衛藤信之氏から心理学を学び、心理カウンセラー資格を取得。
『3秒でハッピーになる名言セラピー』がディスカヴァーMESSAGE BOOK大賞で特別賞を受賞しベストセラーに。他に『あした死ぬかもよ?』(ディスカヴァー21)、『ものの見方検定』(祥伝社)、『心にズドンと響く運命の言葉』(王様文庫)、『朝にキク言葉』(サンマーク出版)など多くのベストセラーを手がける。
共著も『運命の流れを変える!しあわせの「スイッチ」』、『世界一ふざけた夢の叶え方』『HUG! Friends』(小学館)など多数。
ごきげんよう♪~