☆彡ハッピーレッスン
✱人生は楽しむためにある
「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。」(月日は永遠の旅人であり、来ては過ぎる年もまた旅人のようなものである。)・・・奥の細道
と松尾芭蕉が述べているように人生はよく旅にたとえられます。
ところで旅も人生もまっすぐ一本道ではありませんし、またそれでは楽しくも、面白くも、ワクワクドキドキもありません。
ココロがワクワクするためには予定外の遊び心が不可欠です。
そのためのヒントとして意識して行ってほしいのが「道草」「寄り道」「回り道」なのです。
私(斎藤 茂太)の人生はまさに「道草人生」そのものと言っても過言ではありません。
さらっと紹介してみます。
①幼稚園の門前で泣きわめき登園拒否
②中学校でタバコを覚え、喫茶店の「喫茶ガール」に見とれていた
③同じころ松竹少女歌劇団の小倉みね子さんの脚線美に見とれていた
④医学部に入る前に明治大学文芸科へ
⑤慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程にて医学博士号を取得
⑥軍医として中国へ
⑦昭和25年に診療所を開設
⑧昭和39年本を初出版
ということで、私(斎藤 茂太)は決して医者の道をひたすらまっすぐに進んできたわけではありません。
抑えきれない好奇心があちこちで私を引き留め、たくさんの「道草」「寄り道」「回り道」をさせてきたのです。
でもね~、今ではこうした「道草」「寄り道」「回り道」に感謝し、「我が生きざま」に自分でも納得しているのです。
「道草」「寄り道」「回り道」があったから今の自分があるのです。
何も構えなくても今からでもできます。
会社の行き帰りや近所の散歩道を少し回り道してみましょう。
意外な発見や嬉しい出会いが必ずあるものです。
「おや、こんなところにカサブランカが咲いている」
「雰囲気のいいジャズ喫茶があった」(素晴らしいスピーカーと出会った)
「たまたま知り合った人と親しい友達になった」などなど…etc.
人生最短距離が良い人生とは限りません。「回り道」が最善の道だったということはよくあることなのです。
「道草」「寄り道」「回り道」・・・。
一度しかない人生、自分らしく楽しく、もっと面白く生きてみましょうよ♪~
※マイウェイ フランク・シナトラ
Frank Sinatra - My Way (Live At Madison Square Garden, 1974)
☆彡今日の一言
❶"ああ、人生、楽しかった♪~"(と最期に言いたいですよね)
❷一度っきりの人生楽しんだもん勝ちなのだ♪~
これにて一件落着、めでたし、めでたし~。
一度っきりの人生、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は斎藤 茂太著 『人生に必要な100の言葉』 より一部抜粋&加筆
★斎藤 茂太のプロフィール
斎藤 茂太(さいとう しげた、1916年3月21日 - 2006年11月20日)は、日本の精神科医、随筆家である。愛称はモタさん。
◆生い立ち
1916年(大正5年)、歌人で精神科医の斎藤茂吉の長男として東京市(当時)に生まれる。
青南小学校、東京府立第八中学校(現在の東京都立小山台高等学校)を経て、1935年、松山高等学校 (旧制)を受験して失敗。明治大学文芸科を経て、1942年(昭和17年)9月に昭和医学専門学校(現在の昭和大学)を卒業し、慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程にて医学博士号を取得。
大東亜戦争(太平洋戦争)中に応召し、大日本帝国陸軍軍医大尉となる。
「モタさんの"言葉"」
2012年(平成24年)からNHKワンセグ2で茂太の著作を絵本の読み聞かせの形式によって紹介するミニ番組『モタさんの"言葉"』の放送が開始された
斎藤茂太賞
1973年に斎藤を会長として発足した日本旅行作家協会では、斎藤没後の2016年に、斎藤の「功績をたたえ、またその志を引き継ぐ」との趣旨で、旅にかかわる優れた著作を表彰する「斎藤茂太賞」を創設した。
受賞作
第1回(2016年)
斎藤茂太賞 - 星野保『菌世界紀行――誰も知らないきのこを追って』(岩波書店)
特別賞 - 田中真知『たまたまザイール、またコンゴ』(偕成社)
第2回(2017年)
斎藤茂太賞 - 今尾恵介『地図マニア 空想の旅』(集英社インターナショナル)
審査員特別賞 - 村上大輔『チベット 聖地の路地裏――八年のラサ滞在記』(法藏館)
第3回(2018年)
斎藤茂太賞 - 若林正恭『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』(KADOKAWA)
家族
祖父は医師で政治家の斎藤紀一。父は、婿養子(紀一の長女の夫)であった精神科医で歌人の斎藤茂吉。2人の姉、弟は作家の北杜夫、姪(弟・北の娘)に斎藤由香。
著書(一部)
『茂吉の体臭』岩波書店/1964年
『精神科の待合室』中央公論社/1974年
『躁と鬱 -波動に生きる-』中央公論新社/1980年6月
『長男の本 みんな元気に蘇れ』情報センター出版局/1980年9月
『モタさんのヒコーキ談義』旺文社/1982年8月
『世界のクルーズ客船 中村庸夫写真集』(共著:中村庸夫、柳原良平)海事プレス社/1991年6月
『心のウサが晴れる本』PHP文庫/1992年11月
『人間的魅力の育て方』三笠書房/1995年2月
『脳を鍛える50の秘訣』成美堂出版/1997年4月
『「なぜか人に好かれる人」の共通点』新講社/1999年8月
『骨は自分で拾えない』集英社/2000年6月
『女の子がすくすく育つ親の躾け方』KKベストセラーズ ワニ文庫/2000年8月
『斎藤茂太vs梅原猛 旅・酒・文化のシンポジア』(久野昭編)南窓社/2000年12月
『時間の使い方うまい人・へたな人』三笠書房/2001年4月
『気持ちの整理 -不思議なくらい前向きになる94のヒント-』三笠書房/2003年2月
『快老生活の心得』角川書店/2003年2月
『不完璧主義』家の光協会/2004年5月
『無理せず、苦労せず、楽しく生きるコツ』文香社/2004年7月
『モタさんの快老物語』中央公論新社/2004年11月
『いい言葉は、いい人生をつくる』成美堂出版/2005年1月
『図解グズをなおせば人生はうまくいく』大和書房/2005年2月
『モタさんの10倍ツキを呼ぶ50の言葉―毎日がこんなに変わる!楽天発想』知的生きかた文庫/2006年6月
『「いい人だけどグズ」を直したい人が読む本』こう書房/2006年11月
『モタ先生と窓際OLの人づきあいがラクになる本』(共著:斎藤茂太・斎藤由香)集英社/2006年12月
『モタさんの“言葉”』(斎藤 茂太、松本春野)講談社
『自分らしく生きて、死ぬ知恵』(遺作 2006年10月著)中経出版2010年2月発行
『幸せになる人の38の習慣』
『安らぎの処方箋たった1分、不思議なくらい自信がわいてくる』知的生き方文庫
『人生に必要な100の言葉』青春文庫
『すべてを「投げ出したくなった」ら読む本』新講社
『人間関係がなんだかうまくいかない!ときに読む本』知的生き方文庫
などなど…etc.
ごきげんよう♪~