☆彡幸せへのパスパート
☆彡彡出会う人は皆自分の先生と心得よ
アメリカの思想家エマーソンは「私の会う人はすべて、必ず何かの点で私より勝っている。私は常にその点をその人たちから学ぶことにしている」という言葉を残しています。
同じように、作家の吉川英治氏は小説の中に「我以外皆我師」という言葉を残しています。
「自分以外は皆、自分に何かを教えてくれる師匠のような存在である。」という意味です。
人は皆生まれた時は言葉も何も知らないのです。そして、両親を始め先生、友達、知人等からいろんなことを吸収し学び、成長していきます。
大人になっても赤ん坊からでも学ぶことは多いのです。
例えば素直で純真無垢な心をあなたはもう忘れてはいませんか?
そして、ハイハイから歩き始めるとき何度も転んでは立ち上がり泣きながらも必死に歩こうとします。
赤ん坊は失敗を恐れていません。ただひたすらに歩ける様になるまで何度でもチャレンジし、ついには歩けるようになるのです。ウルウル…。
おとなになっても、子供の頃の様に素直に他人から学ぶことができる人は、他人に対してストレスを感じることはありません。えらいよね♪~
「えっ、でも、嫌いな人間から学ぶことなんかない」と思っている人もいることでしょう。
それはあなたの視野が狭いからです。
少し斜めからその人を見てみましょう。必ずいいところの一つや二つはあるはずです。
最終的に、「なるほど、どんな人間からでも学ぶところがあるなあ」と気が付けばあなたはその人のことでもはや心が乱されることはなくなることでしょう。
とはいえ、人から学ぶということは大の大人にとっては簡単なことではありません。
プライドの高い人ならなおさらです。
でもね~、人は学歴、年齢に関係なく、どんな人でも必ず何らかの面で優れたものを持っているものなのです。
尊敬する内容は知識とか技術とかに限られたものだけではありません。
「この人の周りには、なぜこんなに人が集まってくるんだろう?」
「この人はなぜみんなに好かれているんだろう」
「この人の話し方は安心感を与えるなあ」などなど…etc.
どんな小さなことでもいいのです。
「誰にでもいいところが必ずある」と信じて相手を観察してみると、きっと何か見つかるはずです。
少し視点を変えてみる癖をつけましょう。
これからは、誰かと会う時は「この人は私に何を教えてくれるんだろう?」とワクワクドキドキしながら出かけましょう。
そうやっていると今まで相手に対して腹が立っていたことが嘘のように感じられることでしょう。
オードリー・ヘプバーンは『美しい唇である為には、美しい言葉を使いなさい。美しい瞳である為には、他人の美点を探しなさい。』という名言を残しました。
☆彡今日の一言
怒りの感情が現れたら・・・
❶出会う人は皆自分の先生と心得る
❷相手のいい点を見つけよう
❸相手を好きになろう
人生は一度だけ、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は植西聡著 『「ムカッとくる怒り」がスーッとおさまる本』 より一部抜粋&加筆
★植西聡
植西 聰(うえにし あきら、1947年-)は、東京都出身の日本の著述家、産業カウンセラー、心理カウンセラー。
自己啓発に関する著書を多数発表している。
◆略歴
学習院大学卒業後、資生堂に勤務。
独立後、人生論の研究に従事。
独自の『成心学』理論を確立し、人々を明るく元気づける著述を開始。
1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定)を取得。
◆著書(ベストセラー本)
『折れない心をつくるたった1つの習慣』(青春出版)
『平常心のコツ』(自由国民社)
『「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房・王様文庫)
『話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる』(三笠書房・王様文庫)
『マーフィーの恋愛成功法則』(扶桑社文庫)
『ヘタな人生論よりイソップ物語』(河出書房新社)
『カチンときたときのとっさの対処術』(ベストセラーズ・ワニ文庫)
『運がよくなる100の法則』(集英社・be文庫)
『運命の人は存在する』(サンマーク出版)
『ツキを呼ぶコツ』(はる出版)
『すべてが好転し始める小さな習慣』(夢文庫)
『明日が「いい一日」に変わる小さな法則』
『「ムカッとくる怒り」がスーッとおさまる本』PHPその他多数あり
ごきげんよう♪~