マイナスの気持ちを前向きにする魔法の言葉とは?
☆彡マイナスの気持ちを前向きにする魔法の言葉
私達は嫌なことがあったとき、「なんでこうなるの」「なぜ私だけが・・・」とマイナスの気持ちでいっぱいになります。
そんな時によく効く魔法の言葉があるんです。
それはまず「ああ、ちょうどよかった。・・・」と言ってみることです。
たとえば、失恋したときには、泣きたい気持ちをこらえて、こういうのです。
「ああ、ちょうどよかった。」
すると、脳は自動的に「ちょうどよかった」に続く言葉を考えるのです。
例えば付き合い始めたばかりの相手だったら、「ああ、ちょうどよかった。あの人は大好きだったけれども少し、価値観の違いを感じる部分もあった。それを無視して付き合っても、いつかは分かれることになっただろう。早いうちに結論が出て、かえってよかったのかもしれない」という言葉が続いて出てくるかもしれません。
宝くじに外れた時はどうでしょうか?
「ああ、ちょうどよかった。」と言ってみることで「ああ、ちょうどよかった。今の私が大金を手にしたら、きっと人生の目標を見失っただろう。やっぱり健康なうちは一生懸命働いて稼ぎなさいよということだ」と考えられるかもしれません。
「そんなに都合よく、前向きになれるかなあ?」と思うかもしれませんが、やってみれば、意外と難しくないものです。
そして、やってみればさっきまで暗かった気持ちが「ああ、ちょうどよかった。」と言うことで、少しづつ明るく変わっていくことに驚くことでしょう。
嫌なことがあったとき、私たちはどうしても「どうしてこんな目に合うんだ」「もう、お先真っ暗」というように、暗い気持ちでいっぱいになってしまいます。
そして、自然に任せて暗い気持ちを続けていると、ココロはマイナスのエネルギーでもね~あふれてしまうのです。
そして、マイナスのエネルギーはマイナスの出来事を呼び寄せるために、悩みは大きくなっていく一方なのです。
まさに、「泣きっ面にハチ」モードに突入です。「悪い時には悪いことが重なる」という意味です。
これとは逆に「笑う門には福来る」というものもあります。
これは笑いのあふれる家には、また楽しい出来事が訪れる、という意味ですね。
この二つのことわざは、「心がマイナスの時にはマイナスの出来事」が訪れ、「心がプラスの時には、プラスの出来事が訪れる」という引き寄せの法則をシンプルに示しています。
したがって悩まない人になるためには、日ごろから心にマイナスのエネルギーをためないことが大切なのです。
そのために効果的なのが「ああ、ちょうどよかった。」という言葉なのです。
誰だって、生きていれば、自分の思い通りにならないことが起こることもあります。
そんな時に、泣いたり怒ったりする人と、「ああ、ちょうどよかった。」と言える人とでは、その後の人生が大きく違ってくるのです。
☆彡今日の一言
❶マイナスの気持ちを前向きにする魔法の言葉は「ああ、ちょうどよかった。」
➋次に「良かった探し」をやってみよう
❸マイナスのエネルギーはマイナスの出来事を呼び寄せ、プラスのエネルギーはプラスの出来事を呼び寄せる。
❹マイナスは「見方、考え方を変えて」プラスに変換しよう♪~
人生は一度だけ、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は植西聡著「悩みが消えてなくなる60の方法」より一部抜粋&加筆
★植西聡
植西 聰(うえにし あきら、1947年-)は、東京都出身の日本の著述家、産業カウンセラー、心理カウンセラー。
自己啓発に関する著書を多数発表している。
◆略歴
学習院大学卒業後、資生堂に勤務。
独立後、人生論の研究に従事。
独自の『成心学』理論を確立し、人々を明るく元気づける著述を開始。
1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定)を取得。
◆著書(ベストセラー本)
『折れない心をつくるたった1つの習慣』(青春出版)
『平常心のコツ』(自由国民社)
『「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房・王様文庫)
『話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる』(三笠書房・王様文庫)
『マーフィーの恋愛成功法則』(扶桑社文庫)
『ヘタな人生論よりイソップ物語』(河出書房新社)
『カチンときたときのとっさの対処術』(ベストセラーズ・ワニ文庫)
『運がよくなる100の法則』(集英社・be文庫)
『運命の人は存在する』(サンマーク出版)