人生をもっと楽に、ハッピーに&自分の命を使い切りましょう!
☆彡大切な命、見事に使い切りましょう♪~
祇園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。
これは有名な「平家物語」の冒頭ですから「知ってるよ」という方が多いことでしょう。
でもね~「諸行無常」という言葉が仏教の教えの基本である。四つの柱「四法印」の一つだということを知っている方は少ないと思います。
「四法印」とは、お釈迦様の教えの旗印として、仏教の世界ではよく使われる言葉です。
ではその4つの柱とはどのようなものなのでしょうか?
次の通りです。
①諸行無常(しょぎょうむじょう)
②諸法無我(しょほうむが)
③一切行苦(いっさいぎょうく)
④涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)
私(南泉和尚)流に解釈してみます。
①諸行無常(しょぎょうむじょう)とは常に変わり続けること。
②諸法無我(しょほうむが)とは皆つながっているということ。
③一切行苦(いっさいぎょうく)とは何事もプラスに受け止める。
④涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)は皆がハッピーに。
仏教の理想は一人一人が幸せに暮らせる世界を完成させることです。
お釈迦様はそのために「四法印」に基づく、たくさんの教えを授けられたのです。
でもね~、現実の世の中はどうでしょうか?
多くの人が幸せとは遠い生き方をしているのではないでしょうか?
生き急ぐ人や、人生を悲観して自ら命を絶つ人など、せっかくの命を生き切らずに終えてしまう人が多くいるようです。
もっともっと、一人一人の人生を、楽しく生き切ってほしい気がしています。
私は秩父で780年続く住職の子供に生まれ、仏教の教えと身近なところで育ちました。
仏教者として仏様からヒントをいただこうと「四摂法」と「六波羅密」という教えから発想を思いつき、その一つ一つの徳目ごとに、次の10項目を自らのルールとしてみました。
☆彡私のポリシー10か条
1.行(ぎょう)=誰もやらない。だからやる
2.布施(ふせ)=先に与える
3.愛語(あいご)=前向きでやる気になる言葉を使う
4.利行(りぎょう)=人のため、地域の為、世界のためにやる
5.同事(どうじ)=感動し、共感し、感謝する。
6.持戒(じかい)=ポリシーに従って生きる
7.忍辱(にんにく)=へこたれない、あきらめない。
8.精進(しょうじん)=毎日、昨日よりティッシュ一枚づつ成長する
9.禅定(ぜんじょう)=自己を掘り下げ、静かな時間を持つ
10.般若(はんにゃ)=死ぬまで成長、死んでも支援
「なんだ、どれも普段から実践していることじゃないか」
そう、実は皆さんが、耳にしたり、実践していることなのです。
このことに気付くだけでも心が強くなれるのではないでしょうか?
この世に生を受けた私たちには、必ず何かの役割があります。
そして、
生きるということは、その命を生かすということです。
人生をもっと楽に、ハッピーに、自分の命を使い切りましょう!
涅槃寂静・・・みんながハッピーに♪~
人生は一度だけ、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は南泉和尚著「毎日をハッピーにする90の方法」より一部抜粋&加筆
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この世に生を受けたからには、その大切な命を最大限に使って生きたいものです。
そして、どうせ生きるなら、ハッピーに生きたほうがいい。
自分のことだけを考えるのではなく、他人のため、社会のために自分の役割を果たすことが、
ハッピーの秘訣。それはほとけ様の教えでもあります。
780年続く秩父のお寺の住職が、仏教を日常に実践して楽しく生きるヒントを伝えます。
★南泉和尚のプロフィール
1959年秩父市に生まれる。日本百観音秩父札所十三番曹洞宗慈眼寺就職。駒沢大卒。曹洞宗大本山総持寺で3年間修業し、祖父の代から続く秩父幼稚園に就職。97年学園理事長、98年に住職に就任。