☆彡何か反論された時の効果的な魔法の言葉
ある案や企画を出すと、最初は必ず反対意見があるものです。
「できません、こうしてください。」と言ってしまうとうまくいきません。
そこでとっておきの魔法の言葉があるのです。
それは「それ、いいですね」です。
「ああ、そうですね、うんうん、いいですね」といったん受け止めてあげるのです。
しばらくやり取りをして、「ということは、こういう方法も可能ですね」というのです。
これなら相手も感情的に受け入れやすくなります。
これは本当に言葉の魔力だと思います。
どちらも
「違います、こうです。」ということを言っているのですが後者の方が断然受け入れてもらいやすいことが多いのです。
最初に、「いいですね」と言われると、相手はホッとするんです。
そして、気持ちが落ち着き、ココロが開いた状態になります。
すると、そのあとの話も進みやすくなるという訳です。
その場で言い争って自分を主張するよりとても生産的です。
いきなり反論されると、人は否定された気持ちになるのです。
「それ、いいですね」という言葉は
「あなたの言っていることは、私の思っていることと違うかもしれませんが、あなたの気持ちやあえてそれを言ってくれたあなたの思いも含めて、私はいいと思っていますよ」ということなんです。
「いったそのものに対しての『YES』『NO』ではなく、まずはその人の全体を丸ごと私は受け入れていますよ」という気持ちの表れなんです。
「それ、いいですね」と言っていったん受け入れるという癖をつけておくと、全く最初から聞き入れない人よりも、助けてくれる人、支持してくれる人が確実に増えます。
何を言っても「いやー、でも~」という人より、「それ、いいですね」という人に対して人は好感を抱きやすいのです。
☆彡今日の一言
❶「それ、いいですね」は味方を増やす魔法の言葉
一度っきりの人生、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は 菊入みゆき著『できる人の口ぐせ』より一部抜粋&加筆
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☆彡菊入みゆきMiyuki Kikuiri
東京外語大卒。
株式会社JTBコミュニケーションデザインのコンサルタント
ワーク・モチベーション研究所 所長 シニアコンサルタント
2013年6月に、ワーク・モチベーション研究所を創設。
専門的、実践的な研究により、組織と個人の新しいモチベーションのあり方を明らかにし、提言していきたいと思っているる。
略歴
当社設立時からモチベーション研究、調査、商品企画に注力してきた。特に、内発的動機付けの促進、キャリアとモチベーション、組織におけるモチベーションの伝播などについては、研究、およびコンサルティングの実績を積んでいます。
筑波大学大学院 人間総合科学研究科 博士後期課程修了。博士(生涯発達科学)。2015年4月より、明星大学特任教授。
著書
・「事例に学ぶ!モチベーション・マネジメント -組織活性化の処方箋」 経団連出版
・「やる気が出なくて仕事が嫌になったとき読む本」 東洋経済新報社
・「はたらく女性のための「転機」をチャンスに変える本」 河出書房新社
・「職場で“モテる”社会学」 講談社
・「できる人の口ぐせ」 中経出版
・「私たちの恋と仕事」 中経出版
・「仕事ができる人の8つの性格」 幻冬舎
・「仕事がイヤになった」 光文社
・「部下のやる気が見えないとき読む本」 東洋経済新報社、など多数。
ごきげんよう♪~