思い通りにいかなくて、「ムカッ」と来たときには?
☆彡思い通りにいかなくて、「ムカッ」と来たときには?
人は怒っている時には、その人の心の奥には必ず何らかの執着があります。
執着というのは「絶対にこうなってほしい」というような強い欲求のことです。
たとえば、「自分では頑張っているつもりなのに、ボーナスが少なかった」といって怒っている人がいたとします。
この人はなぜ怒っているかというと、「お金がたくさんほしい」「自分をもっと高く評価してほしい」という強い欲求があるからです。
また上司から怒られたときに腹が立つ人は「自分が頑張っているのをわかってほしい」という欲求があるからでしょう。
このように、怒りの気持ちが芽生える時というのは、今自分が、どんな欲に支配されているのかに気づくことができる時でもあります。
まずはその「自分にはこういう欲がある」という事実を冷静に知ることが大切です。
そして、次にその欲をコントロールする方法を覚えましょう。
それができれば、怒りの感情に飲み込まれて、自分を見失うことがなくなります。
✱頭の中を切り替える
まず、怒らない自分になるための方法として、「執着を手放す」という方法があります。
たとえば、「自分はいつも嫌いな同僚のことで起こっている」という人は
「同僚に認められたい」「気が合う仲間たちと一緒に働きたい」「皆と仲のいい関係を築きたい」等という執着があるから、腹が立つのです。
そこから解放されるためには自分の心の中にある「執着を手放す」ことです。
「会社は友達を作る場所ではなく、お給料をもらうところなんだ。嫌いな人がいたって、別に問題ない」
「社会に出ればいろいろな人がいて当然だ。皆を自分の好みの人間にしようなんて考えたって、仕方がない。」
「別に全員と仲良くなれなくてもいいじゃないか学生時代のの友達だってたくさんいるし」
そんな風に頭の中を切り替えると、ストレスは小さくなります。
いつも自分は同じようなことで怒っている人は、心の中にそのことについての「執着」があるのです。
自分では無意識かもしれませんが、まずそのことを認めましょう。
それができたら、絡まった糸をほぐすように、自分の中の怒りの感情を少しづつ分析し手、その奥にある「執着」を見つけ出してみましょう。
「私は、こういう理由で怒っていたんだ」という発見が得られたら、今度はその「執着」を手放す勇気を持ちましょう。
執着を手放すことで、生活の中で「カチン」とくる場面は減っていきます。
☆彡今日の一言
自分の心の奥に潜む「執着を手放す」とストレスは小さくなります。
人生は一度だけ、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は植西聡著「ムカッとくる怒り」がスーッとおさまる本より一部抜粋&加筆

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★植西聡
植西 聰(うえにし あきら、1947年-)は、東京都出身の日本の著述家、産業カウンセラー、心理カウンセラー。
自己啓発に関する著書を多数発表している。
◆略歴
学習院大学卒業後、資生堂に勤務。
独立後、人生論の研究に従事。
独自の『成心学』理論を確立し、人々を明るく元気づける著述を開始。
1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定)を取得。
◆著書(ベストセラー本)
『折れない心をつくるたった1つの習慣』(青春出版)
『平常心のコツ』(自由国民社)
『「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房・王様文庫)
『話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる』(三笠書房・王様文庫)
『マーフィーの恋愛成功法則』(扶桑社文庫)
『ヘタな人生論よりイソップ物語』(河出書房新社)
『カチンときたときのとっさの対処術』(ベストセラーズ・ワニ文庫)
『運がよくなる100の法則』(集英社・be文庫)
『運命の人は存在する』(サンマーク出版)