良いことをした後、自分に見返りを求める心が生じた時には?
☆彡ハッピーレッスン
✱善行の後、自分に見返りを求める心が生じた時には・・・
「上司の為に一生懸命に尽くしてきたのに褒めてもくれない。ボーナスも上がらない」
「友達に親切にしてあげたのに『ありがとう』の一言もない」
「夫の為を思って努力しているにに、夫は私のことを何も考えてくれない」
「あの人の為に、あれほどの力を貸してあげたのに、何の見返りもない」
「いつもこっちから挨拶しているのに、挨拶してくれない」
等と不満を言う人がいます。
相手の態度の為に、そんな不満や怒りをため込んで、自分の人生にプラスになることがありますか?
せっかく人の為になることをしたのに、ココロにイライラや怒りのエネルギーがたまってしまい、結局自分がみじめに思えてくるだけではないでしょうか?
せっかくの善行をマイナスに変えないための方法が二つあります。
一つは「見返りを求める心」を捨て去ることです。
初めから何も求めずに行動することです。
見返りを求める気持ちがあるから、相手の態度が自分の期待に副うものでないと「感情」が大きく乱れてしまい、心にストレスがたまるのです。
母親のココロで我が子に接する気持ちで行うことです。
「母親の愛は無償の愛」なのです。
マドンナたちのララバイ
Hiromi Iwasaki (岩崎宏美) - 聖母たちのララバイ
二つ目は「してあげている」という上から目線をしないことです。
ではどういう目線ですればいいのでしょうか?
上から目線の意識を捨て去るには「させてもらう」「させていただく」という発想に切り替えることです。
人の為に何かをすればとても気持ちがいいものです。
心が洗われ、清々しい満足感を得られます。
人に親切にすることで、自分がそんな気持ちよさや清々しさを得られたことで十分満足できます。
ならば相手に感謝しましょう。
そういう機会を私に与えてくれて「ありがとう(ありがとうございます。)」と感謝するのです。
そうすると愚痴や不平を言う気持ちはいつの間にか消えていませんか?
もう何の見返りがなくても毎日、清々しく「凛」として生きていけますね。
これにて一件落着、めでたし、めでたし~。
☆彡今日の一言
善行の後、自分に見返りを求める心が生じた時には・・・
❶真の「善行」は見返りを求めないことだと感じ取るべし。
❷一日一善は母親の心で行うこと。「母親の愛は無償の愛」
❸人に親切にしてあげるのではなく、「させていただく」と考えよう♪~
❹善行の後は相手に「ありがとう(ありがとうございます。)」と感謝しよう
人生は一度だけ、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は植西聡著『へっちゃらな心の作り方』 より一部抜粋&加筆
★植西聡
植西 聰(うえにし あきら、1947年-)は、東京都出身の日本の著述家、産業カウンセラー、心理カウンセラー。
自己啓発に関する著書を多数発表している。
◆略歴
学習院大学卒業後、資生堂に勤務。
独立後、人生論の研究に従事。
独自の『成心学』理論を確立し、人々を明るく元気づける著述を開始。
1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定)を取得。
◆著書(ベストセラー本)
『折れない心をつくるたった1つの習慣』(青春出版)
『平常心のコツ』(自由国民社)
『「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房・王様文庫)
『話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる』(三笠書房・王様文庫)
『マーフィーの恋愛成功法則』(扶桑社文庫)
『ヘタな人生論よりイソップ物語』(河出書房新社)
『カチンときたときのとっさの対処術』(ベストセラーズ・ワニ文庫)
『運がよくなる100の法則』(集英社・be文庫)
『運命の人は存在する』(サンマーク出版)
『ツキを呼ぶコツ』(はる出版)
『すべてが好転し始める小さな習慣』(夢文庫)
『明日が「いい一日」に変わる小さな法則』
『「ムカッとくる怒り」がスーッとおさまる本』PHP
『気にしない習慣』PHP
迷いを一瞬で消せる『最後心』三五館
『1秒で心が強くなる言葉の心理術』王様文庫
『やる気のコツ』(自由国民社)
『凹まない人の感情整理術』(ナガオカ文庫)
『心がやすらぐ100のルール』㈱アスペクト
『へっちゃらな心の作り方』三笠書房
その他多数あり
ごきげんよう♪~