☆手軽にできるストレス解消法
ラッシュ時の電車というものは、そうとうにストレス指数の高い乗り物である。
特に朝などは、仕事をする前だというのに、大変なエネルギーを消耗してしまう。
電車に乗るときはぎゅうぎゅう詰めだし、降りるときは「バーン」と吐き出されるように電車から降りる。
でもね~、日本人は我慢強く、したたかである。
毎日のように、満員電車に揺られている中で、新聞を読んだり、居眠りをしたり、音楽を聴いたり、出来るだけ疲れないような工夫をしている。
そういった方法は素晴らしい防衛策だが、より積極的に不快な気分を一掃したいと考える人のためにここではイメージによる気分転換をお勧めしたい。
イメージによる3大ストレス解消法とは?
①目を閉じて気持ちを落ち着ける。
②ある程度気持ちが落ち着いたら、ツボのような容器をイメージする。
③入れ物のイメージができたら、自分の中の嫌な感じ、イライラ、あるいは疲れた気分をその中に入れましょう。
④入れ終わったら蓋をする。
たったこれだけです。こういうことだけでも、少しは気分が軽くなるから不思議です。
あるいは、落ち葉だらけの庭をイメージしてみよう。
①大きな箒で落ち葉をかき集める。
②かき集めたら、どこかに捨ててしまうか、火をつけて燃やしてしまう。
その後にはキレイな庭がイメージされるはずだ。
さらに水洗トイレをイメージしてみよう。
嫌な上司とか、不愉快な人とかをトイレに放り込み、一ひねりで便器の向こうに流してしまう。
そして、蓋をすればよい。
創造するだけなら許されるというものだ。
※聞いたところによるとトイレットペーパーに「嫌な人の似顔絵」を描きトイレに流す人もいるのだとか。
(間違っても旦那や奥さんの顔はよしましょうね)
一度っきりの人生、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上はすがのたいぞう著「こころがホッとする考え方」より一部抜粋&加筆
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★すがのたいぞう
1953年、東京生まれ。学習院大学文学部卒業(心理学)。臨床心理士。学習院大学、東京代々木の森診療所などのカウンセラーを経て、1996年東京カウンセリングセンター設立。現在、東京カウンセリングセンター取締役所長。他にも、武蔵大学などの講師、不登校学級の顧問などとして、幅広く活躍中。全国のカウンセラーに呼びかけて編纂した『こころの日曜日』は、シリーズ化され、累計100万部のベストセラーとなる。医療、教育、産業など多岐の分野に通じ、専門論文も多数。
主な著書に『カウンセリングがわかる本』(法研)『こころのモヤモヤが晴れる本』(大和書房)『こころの時間です』(サンマーク出版)『こころがホッとする考え方』(PHP文庫)など多数がある。