☆彡ハッピーレッスン
※人には3つの運がある
人は良く「ツイてないなあ」「運が悪いなあ」と言いますね。
でもね~、運と不運は誰にでも平等にくるのです。
だから今がツイてない時ならそのあとは幸運な時がきっときます。
不運の度合いが大きければ大きいほどこれからやってくる運も大きいのです。
今、辛いと思っているそこのあなた!
「今は運を定期預金している時なんだ」と思って楽しみにして生きていればいつか状況は変わってきます。
僕(萩本欽一)は運を大きく分けると3つの種類があるような気がします。
❶最初の運は「生まれながらの運」です。
大金持ちや立派な仕事をしている家に生まれたから運がいいわけじゃないんです。
むしろその逆なんです。
「家がものすごく貧乏で、オモチャやゲームも買ってもらえなかった」
「親父がどうしょうもない大酒のみで、かわいがってもらった記憶がない・・・」
「母親はだらしなくて、家は散らかりっぱなし・・・」などなど…etc.
生まれながらに運を持っているのは、こういう人たちなんです。
辛い環境や子育てに向かない親の元に生まれてきた人って、最初から運がプラスの状態になっているの。
世間の人から「かわいそうな生い立ちね」と言われる人は、僕(萩本欽一)から言わせればすごくラッキーなの。
こういう人は自分の境遇を恨まず、ごく普通に生活を送っていけば必ず幸運がやってくるものなんです。
その代わり、今、目の前にある現実を嘆いたり、親を罵ったり、愚痴や不平不満を言うたびに運はだんだんと言えていきます。
❷二つ目の運は誰かが持ってきてくれる運です。
生まれた環境には関係なく、向こうからやってくる運です。とはいっても誰にでもやってくるわけではなく、いくつかの条件があります。
たとえば人から好かれている人には、ちゃんとたれかが運を持ってきてくれます。
僕の場合坂上二郎さんが運を持ってきてくれました。
二郎さんからの電話があの日、あの時でなければコント55号は生まれていなかった。
嫌なことをじっと我慢している人にも必ず運は来ます。
「偉いね、よく耐えたね」、「健気だね」なんて言いながら、目に見えないプレゼントを抱えてくる人が絶対にいるの。
人間関係に悩んでいる人などにも大きな運がきます。
それに、人を見る目が育つというおまけつきです。
臆病でいつも夢想ばかりしていることにも神様は優しいのです。
❸3つ目は努力した人の元にやってくる運です。
「努力は人を裏切らない」という言葉があるように「運の神様」は努力している人を裏切りません。
でもね~、チョットだけコツがあります。
例えば、智慧を振り絞ってアイディアを出さなきゃいけない時、僕(萩本欽一)は普通の人が寝ている時間に努力します。
星空を見ながら考え、神様に声をかけると効果があります。
そうすると、ヒラッとアイディアが飛んできます。
夜中だから、なんだか宇宙から落ちてくるような気がするんです。
それをパッと捕まえると、あっすごい運が来たと自信が持てるんです。
コツは運を感じ取り、素早く捕まえることですね。
これにて、一件落着、めでたし、めでたし~。
人生は一度だけ、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は萩本欽一著「ダメな時ほど運はたまる」 より一部抜粋&加筆
★萩本欽一
萩本 欽一(はぎもと きんいち、1941年〈昭和16年〉5月7日 - )は、日本のコメディアン。
血液型 A型 身長 164cm
師匠 深見千三郎、池信一、東八郎、はかま満緒
出身 浅草東洋劇場
コンビ名 コント55号
相方 坂上二郎
芸風 コント
事務所 浅井企画、佐藤企画、萩本企画
活動時期 1960年 -
◆受賞歴
ゴールデンアロー賞
テレビ大賞
ギャラクシー賞
モービル児童文化賞
ブルーリボン賞『欽ちゃんのシネマジャック』
日本野球連盟に所属する野球クラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」創立者で、初代監督を務めた。司会者などタレント業のほか、舞台などの演出家としても活動する。
浅井企画所属。浅井企画グループの佐藤企画と業務提携し、同じく浅井企画傘下に置く個人事務所・萩本企画にも所属している。
東京府東京市下谷区稲荷町(現:東京都台東区東上野3丁目)出身の埼玉県浦和市(現:さいたま市浦和地区)育ち。血液型はA型。
欽ちゃん、大将の愛称で広く知られる。
著書
『欽ちゃんつんのめり』読売新聞社、1980。のち光文社文庫。
『欽ちゃんどこまで書くの』毎日新聞社、1984。
『欽ちゃんの愛の世界45 一日一話で幸せづくり』小学館、1984。
『欽ちゃんのはにかみ人間学 どうしてオレってばかなんだろう』主婦と生活社、1984。
『テレビに恋して20年 泣いて笑って、笑って泣いて…』日刊スポーツ出版社、1988。
『「笑」ほど素敵な商売はない』福武書店、1993。のち文庫。
『まだ運はあるか』大和書房、1999。
『快話術 誰とでも心が通う日本語のしゃべり方』飛鳥新社、2000。『人生が楽しくなる気持ちのいい日本語』飛鳥新社ゴマ文庫、2008。
『欽ちゃんの人生コントだよ!!』実業之日本社、2004。
『人生にはチャンスが三度ある 成功する人の演出力』ビジネス社、2005。
『ユーモアで行こう!』ロングセラーズ・ロング新書 男のVシリーズ、2006。
『欽言力』萩本欽一編著、日本文芸社、2007。
『なんでそーなるの! 萩本欽一自伝』日本文芸社、2007。のち集英社文庫。
『野球愛』ソフトバンク新書、2007。
『欽ちゃんのダメをやって運をつかもう!! NHK知るを楽しむ人生の歩き方。』DHC、2009。
『ダメなときほど運はたまる だれでも「運のいい人」になれる50のヒント』廣済堂新書、2011。
『負けるが勝ち、勝ち、勝ち! 「運のいい人」になる絶対法則』廣済堂新書、2012。
『ユーモアで行こう!』ロングセラーズ・ロング新書、2012。
『続・ダメなときほど運はたまる』廣済堂新書、2015。
『ダメなやつほどダメじゃない 私の履歴書』日本経済新聞出版社、2015。
『ばんざいまたね』ポプラ社、2015。
『欽ちゃんの、ボクはボケない大学生。73歳からの挑戦』文藝春秋、2016。
『運が開ける欽言録』徳間書店、2017。