失敗後の魔法の言葉と処世術とは?
☆彡ハッピーレッスン
✱失敗後の魔法の言葉と処世術とは?
野球の長嶋茂雄さんの現役時代を見てきた人は幸せです。
彼の「豪快な空振り三振」や「華麗なるトンネル」・・・などなど…etc.
※長嶋四連続三振
ルーキーの1958年は、オープン戦で7本の本塁打を放つなど、活躍の期待が高まるなかで開幕戦を迎えた。
4月5日、対国鉄スワローズ戦に、3番サードで先発出場してデビュー。国鉄のエース金田正一に4打席連続三振を喫し、そのすべてが渾身のフルスイングによる三振であったことが伝説的に語り継がれている。
でもね~長嶋さんはこの年 本塁打29本 打点92 盗塁37 打率.305で
1958年の新人賞に輝いている。すごいね。
本来であればファンからやじられたり、笑われたりしても当然なのに、聴く種喝さいを浴びてしまう。そんな選手は長嶋さん以来誰もいない。
多分長嶋さんは「やってはいけないことをやってしまった」という反省はあっただろうが、「恥ずかしいことをした」という気持ちはなかったと思う。
ゆえに、ファンの目にはその失敗が「みじめ」なものには映らなかったし、拍手さえしたい気持ちになるのである。
また長嶋さんは球場に息子一茂を置き忘れて帰ったという話も残っています。
もう一人。多くの失敗のエピソードを持ちながら愛嬌があり、人から慕われる人がいる。
物理学者のアインシュタインである。
彼もとても忘れっぽい人で財布や家の鍵や身分証明書やなんでもどこかに忘れてくるそうだ。
いつも物理学のことを考え、「心ここにあらず」であったらしい。
そんな「失敗はするけれど憎めない人」立ちに共通するのは「失敗を恥ずかしい」と思わないことだと思う。
普通の人は失敗を「恥ずかしい」と思う。だから失敗するとみじめになる。
開き直って「ここが俺の見せ場だ」と思うくらい強い気持ちを持つといい。
失敗して、「記憶に残る人」になるのも悪くないと思う。
「あっ、しまった!」という失敗をしてガクッと落ち込んだ時
あなたは何を考えるだろうか?
「どうして、いつも自分はこうなんだろう。注意しようと思って居たのに・・・」と自己嫌悪に沈むのは無駄なことである。
そうやって「どうして、どうして・・・」と自分を問い詰めたとしても、何も変わりはしない。
自分は、どこまでも自分でしかなく、自分という人間をやめるわけにもいかない。
ここで失敗後の魔法の言葉の出番である。
失敗した後は「笑顔で自分をほめてあげる」ことです。
「よくぞ、でかした。全力でぶつかっていったのはお前だけだ、大したものだ」と。
落ち込んでいる時に「自分褒めなんてできません!」と言っているそこのあなた♪~
「どうして、どうして」と自分を問い詰め、悲劇の主人公になったところで気持ちは沈んでいくだけなのです。
ならば、開き直って「大失敗した自分」に拍手喝さいをしてみましょう。
全力でしたことならばいいじゃありませんか。失敗という人生はありません。
※いいじゃないの幸せならば 相良直美
それでも納得がいかなければ「よくやった♪~」と褒めたうえで「でもまあ、今後は同じような失敗をしないように注意しよう」とほんの少しだけ、反省すればよい。
それだけの事。
ここで大切なことは「反省はしても後悔はするな」ということだけは押さえておこう。
体験的に言えば、「自分を追い詰めて反省する」よりも「自分をほめて反省する」ほうがはるかにうまくいくものだ。
☆彡今日の一言
失敗後は「よくやった♪~」と笑顔で自分褒めして、少しだけ反省すること。
その体験は、人生のどこかで必ず生きてくる。
人生は一度だけ、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は 斎藤茂太著『すべてを「投げ出したくなった」ら読む本』より一部抜粋&加筆
★長嶋 茂雄(長島 茂雄、ながしま しげお、1936年(昭和11年)2月20日 - ) は、千葉県印旛郡臼井町 (現:千葉県佐倉市)出身の元プロ野球選手 (内野手)・プロ野球監督。読売ジャイアンツ終身名誉監督。日本プロ野球名球会顧問。ジャイアンツアカデミー名誉校長。 巨人軍四番出場試合数最多記録保持者。 国民栄誉賞受賞者。 血液型はB型。愛称は「ミスタージャイアンツ」「ミスタープロ野球」「ミスター」「チョーさん」「燃える男」他。身長178 cm
★斎藤 茂太(さいとう しげた、1916年3月21日 - 2006年11月20日)は、日本の精神科医、随筆家である。愛称はモタさん。
「モタさんの"言葉"」
2012年(平成24年)からNHKワンセグ2で茂太の著作を絵本の読み聞かせの形式によって紹介するミニ番組『モタさんの"言葉"』の放送が開始された
斎藤茂太賞
1973年に斎藤を会長として発足した日本旅行作家協会では、斎藤没後の2016年に、斎藤の「功績をたたえ、またその志を引き継ぐ」との趣旨で、旅にかかわる優れた著作を表彰する「斎藤茂太賞」を創設した。
受賞作
第1回(2016年)
斎藤茂太賞 - 星野保『菌世界紀行――誰も知らないきのこを追って』(岩波書店)
特別賞 - 田中真知『たまたまザイール、またコンゴ』(偕成社)
第2回(2017年)
斎藤茂太賞 - 今尾恵介『地図マニア 空想の旅』(集英社インターナショナル)
審査員特別賞 - 村上大輔『チベット 聖地の路地裏――八年のラサ滞在記』(法藏館)
第3回(2018年)
斎藤茂太賞 - 若林正恭『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』(KADOKAWA)
家族
祖父は医師で政治家の斎藤紀一。父は、婿養子(紀一の長女の夫)であった精神科医で歌人の斎藤茂吉。2人の姉、弟は作家の北杜夫、姪(弟・北の娘)に斎藤由香。
著書(一部)
『茂吉の体臭』岩波書店/1964年
『精神科の待合室』中央公論社/1974年
『躁と鬱 -波動に生きる-』中央公論新社/1980年6月
『長男の本 みんな元気に蘇れ』情報センター出版局/1980年9月
『モタさんのヒコーキ談義』旺文社/1982年8月
『世界のクルーズ客船 中村庸夫写真集』(共著:中村庸夫、柳原良平)海事プレス社/1991年6月
『心のウサが晴れる本』PHP文庫/1992年11月
『人間的魅力の育て方』三笠書房/1995年2月
『脳を鍛える50の秘訣』成美堂出版/1997年4月
『「なぜか人に好かれる人」の共通点』新講社/1999年8月
『骨は自分で拾えない』集英社/2000年6月
『女の子がすくすく育つ親の躾け方』KKベストセラーズ ワニ文庫/2000年8月
『斎藤茂太vs梅原猛 旅・酒・文化のシンポジア』(久野昭編)南窓社/2000年12月
『時間の使い方うまい人・へたな人』三笠書房/2001年4月
『気持ちの整理 -不思議なくらい前向きになる94のヒント-』三笠書房/2003年2月
『快老生活の心得』角川書店/2003年2月
『不完璧主義』家の光協会/2004年5月
『無理せず、苦労せず、楽しく生きるコツ』文香社/2004年7月
『モタさんの快老物語』中央公論新社/2004年11月
『いい言葉は、いい人生をつくる』成美堂出版/2005年1月
『図解グズをなおせば人生はうまくいく』大和書房/2005年2月
『モタさんの10倍ツキを呼ぶ50の言葉―毎日がこんなに変わる!楽天発想』知的生きかた文庫/2006年6月
『「いい人だけどグズ」を直したい人が読む本』こう書房/2006年11月
『モタ先生と窓際OLの人づきあいがラクになる本』(共著:斎藤茂太・斎藤由香)集英社/2006年12月
『モタさんの“言葉”』(斎藤 茂太、松本春野)講談社
『自分らしく生きて、死ぬ知恵』(遺作 2006年10月著)中経出版2010年2月発行
『幸せになる人の38の習慣』
『安らぎの処方箋たった1分、不思議なくらい自信がわいてくる』知的生き方文庫
『人生に必要な100の言葉』青春文庫
『すべてを「投げ出したくなった」ら読む本』新講社
などなど…etc.
ごきげんよう♪~