☆彡小さな変化が大きなハッピーを生む!パート1
◆歩く道をいつもと変えてみる~試してみたらうれしい変化が?
⑦押してもだめなら引いてみな♪~(苦手なものにもう一度トライ!が原題)
「あそこののレストラン、味がいまいちらしいよ」「男って、結局はみために弱いのよね」等と何かを判断するときは、どうしても過去のデータと照らし合わせて判断してしまいがちです。
「過去の記憶」に支配されているといっても過言ではありません。
判断する対象が物の場合はまだいいのですが、「人」の場合にはできるだけ余分なデータを持ち込まないようにしたいものです。
根も葉もないうわさ話を信じた結果相手の本当の姿が見えなくなって関係を断ち切ってしまう、これほどもったいないことはありません。
「Aさんは、以前話しかけたらブスっとしてて感じが悪かった」という判断も、フェアーではありません。
相手はたまたまその時調子が悪かっただけかもしれません。
本当は陽気で楽しい人なのかもしれません。
ぜひ先入観をキッパリ捨てて物事を見る癖をつけましょう。
初めての家に行き、「ドアを押して入ろうとしたけど開かず、ひいてみたら開いた」ということはよくあることですよね。
【※押してもだめなら引いてみな♪~
目的に対してがむしゃらに押し進めるだけではダメ。原理/状況を見極めて、場合によっては引く事も必要なのです。恋愛の極意でもある。その後「引いてもだめなら」、「上を見ろ、もっとおせ、回してみろ」等といろんなジョーク?がありますね】
とはいえこれは簡単なことではありません。
私達の脳はとても頑固な作りになっていて、一度型にはめてしまうとよっぽど意識しない限り、その方から抜け出せないそうです。
ではクリアーな視点から判断するには、どうしたらいいのでしょうか?
答えは意外と簡単です。
『一度で、判断せず「少なくとも二回」向き合うことです。
更にものの見方を変えてみる。1方向からだけではなく少なくとも2方向以上から人や、物事を把握するすることです。』
A子さんは顔は個性的だけど、とても思いやりがあり、親切なの、ということがよくありますよね。
新聞やTVも然り。1つの媒体ののみで、判断しないことです。一つの見方としてとらえましょう。
ある事象は一つですが見方は無数にあるものです。
顕微鏡は視点を3つも持っています。
例えば1000倍、2000倍、3000倍の倍率を持っているとします。
飾りであるわけではないのです。一つは全体を把握するためにもう一つは細部を見るために、もう一つは第三者的立場で見るためにあるのです。
細部を見てそのものが一体全体としてどんな形をしているかは分かりません。そのために低倍率のものが教えてくれるのです。
「群盲の像」という言葉があります。目の見えない人が象の鼻を触って「ホースみたい」と言い、もう一人の人は足を触ってドラム缶の様だったといいます。どちらも象の一部分しか見えてないのです。
レストランの例でいえば、噂はうわさとして聞いておいて、自分の舌で確かめてみることです。
人であれば、少なくとも2度以上あってよく話してみることです。
女性の後姿だけを見て「イカシテルな!」と思って、前に回ってみるとがっかりという経験はよくあることです。経験者は語る…。
前後左右、縦、横、斜めと立体的に観察し、加えて性格や考え方も見る習慣をつけましょう。
そうでないと一度しかない人生がもったいない。
Good Luck!! 幸運を祈ります!
1日にひとつ、変えてみる。―ココロ・言葉・行動 (王様文庫)
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以上は さとうやすゆき著 「一日1つ変えてみる。」より一部抜粋&加筆