「日々新たなりを実践する」習慣を身につけよう! 「プラス思考の習慣で道は開ける」より
プラス思考の習慣で道は開ける
今日はプラス思考を習慣し成功と幸福を手に入れようという話です。
最近「精神神経免疫学」という医学が進んでいます。
病気に対する抵抗力、つまり、免疫力というのは脳の働きと大いに関係しているという医学です。
免疫力は脳の中心にある「間脳」がコントロールしているということが現代医学ではっきりしました。
「暗く思いつめる」とかのマイナス感情を持っていると間脳にマイナスのパルス・刺激が伝わります。
そうすると自律神経がアンバランスになり免疫力が低下し、病気になりやすくなる。
ですからいつもプラスの感情を持つ、つまりプラス思考をして間脳の動きを活性化しておくと病気になりにくいというわけです。
マイナスの感情とは、次のようなことです。
①心配し続けること。
➁不安な気持ちを持ち続けること。
➂暗く思い詰めること。
➃「病気が治らない」、「だめだ」「無理だ」等と希望を捨ててしまうこと。
➄しょっちゅう怒っていること。
等です。
このようなマイナスの感情を持ち続けていると免疫力が低下し、身体と心を病みます。
プラス思考をつづけていると間脳が刺激され、免疫力が高まり、気力も充実し、仕事にも気が入ります。
プラス思考がすべての原点なのです。
さあ即座にプラス思考の実践です。
そこで本日は
☆彡『"日々新たなり"を実践する』習慣を身につけようということです。
庭先の植木をよく観察してみると、新芽が出て来たとか、蕾が出てきたとか、花が咲いたとか、葉が大きくなったとか…。
必ず何かの新しさが加わっています。
私たち人間はどうなのでしょうか。 私達の体も日に日に新しくなっています。
例えば皮膚です。新しい皮膚が次々に創られ、昨日までの古い皮膚は垢となって落ちていきます。
筋肉でも内臓でも同じです。古い組織は、溶けて尿などと一緒に流れ出て、新しい組織ができます。
私たち人間の身体も、昨日とは違う新しさが加わっているわけです。
生きているものは常に新しいからです。
このことは仕事や勉強についても言えます。
何時も昨日と同じマンネリだと、新しいことを考えた人に先を越されてします。
仕事や勉強の進め方にも、常に新しい血が流れていなければなりません。
商品の売り方にしても、広告の出し方にしても、作業の進め方にしても…。
昨日よりは今日、今日よりは明日という様に、工夫を巡らして進歩していかなければなりません。
お客様への挨拶の仕方、応対の仕方、電話のかけ方なども小さいことだからとバカにしてはいけないと思います。
小さいことでも行き届いたやり方を工夫する習慣が大事です。
"こうしたほうがいい"と気づいたことは早速改善します。
この姿勢が"日々新たなり"です。
新鮮な血が流れている証拠です。「善は急げ」とも言います。
会社を定年退職して隠居する人がいます。こういう生活を始めるとその人は一気に老いてしまいます。
何故かと言いますと「働き」がなくなったからです。
人間の生命は「働き」そのものなのです。その働きがなくなった時、生きる力は弱まります。
心臓にしても細胞にしても、常に働いていて新陳代謝しています。
新しいものを取り入れ、古いものを排泄して常に働いているからこそ、生きているわけです。
「日々新たなりを実践する」習慣を身につけたいものです。
以上は 阿奈靖雄著 「プラス思考の習慣で道は開ける」より一部抜粋