「1日30秒」でできる新しい自分の作り方
☆彡負けない心を作るコーピングのテクニック
(心の調整テクニック10.はなまるメモ法
と心の調整テクニック11.ポジティブ忘却法
心の調整テクニック12.達観法)のご紹介です。
☆彡心の調整テクニック10. 💮はなまるメモ法
「はなまるメモを作る」
仕事帰りの電車の中でメモを取る、あるいは家に帰ってからのパソコン上でも構いません。「今日自分ができたこと」を列挙します。
そして、できたことに対して1つづつ「よくできました!」と赤で書いていきます。
字ではなく、それこそはなまるでいいのです。
誰も自分のことを評価してくれないのなら自分できちんと評価してあげればいいのです。
自分で自分をほめてあげてください。
自分ほめ効果としては褒められる習慣が付き褒められた心にモチベーションが生まれるのです。
※参考 1996年アトランタ五輪、女子マラソン・有森裕子~~
1996年アトランタ五輪の女子マラソン、有森裕子は持てる力を出し尽くして3位でゴール。
直後の取材ゾーンで「初めて、自分で自分をほめたいと思います」と語った。
バルセロナの銀に続くメダル獲得とともに注目を浴びた。
バルセロナ五輪後、チームや監督との方向性の違いに悩み、相次ぐ故障で走ることさえできなかった。
94年に両足かかとを手術した。復帰は銀メダルから3年後の北海道マラソン。
復活への物語が、感動を増幅させた。
☆彡心の調整テクニック11. ポジティブ忘却法
「ポジティブ」に忘れる技術
このことで悶々としているのは、いまの自分に得なことなのか?
現時点での自分はまだまだ未熟なのです。
未熟な頭で、いくら必死に悩んでも、たいして結論などでないことがほとんどです。
それならば「ポジティブにわすれる!」ことです。
そして、30秒だけ落ち込んで、次のことだけを考える思考を身につけましょう。
時には「考えることが得かどうか」で判断することもいいことです。
☆彡心の調整テクニック12. 達観法
「自分はちっぽけだ」というイメージを持つ
「自分はちっぽけだ」というのはアテネオリンピック陸上ハンマー投げ金メダリストの室伏広治さんから学んだものです。
「アテネオリンピックでのここ一番という大事な場面の時、青空を見上げて、深呼吸していたら、なんて自分はちっぽけな人間なんだ、地球はこんなにも広くて、自分の緊張とか不安なんて大したことではないじゃないかと思えるようになって気持ちが落ち着いたんです。」というようなことを言ってらっしゃいました。
類似したことで気持ちを落ち着かせたアスリートの話はよく聞きます。
これは「達観」ということです。
木を見るのではなく、森を見るような感じだと考えればいいでしょう。
どんな悩みも、フッと達観したり、客観的にみることさえできれば、冷静に分析したり、戦略化したりといった問題解決をできるようになります。
「落ち込んで、もう立ち直れない・・・」と思ってしまった時は、
公園や川の土手にでも寝っ転がって空を見て、
大きく息を吸って、
広い地球の中での自分の悩みの大きさを考えてみましょう。
「自分なんてちっぽけだ」は、なんだか悲観的に聞こえますが、さにあらず、効果は全くその逆なのです。
皆さん、ぼちぼち、おきばりやす。
- 作者: 田中ウルヴェ京
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以上は 田中ウルヴェ京著 新しい自分の作り方 より一部抜粋