☆彡ハッピーレッスン
氷が解けるとどうなる?
ある小学校の先生が理科のテストで次のような問題を出しました。
「氷が解けたらどうなるでしょうか?」
するとほとんどの生徒は「水になる」と答えました。
でもね~ある子どもは「氷が解けたら春になる」と答えました。
あなただったら×を付けて返しますか、それとも〇、△もありでしょうか?
もちろん理科のテストですから答案上の正解は「水」ですよね。
でも、子供たちにとって「氷が解けたら水になる」という知識を得ることと、
「氷が解けたら春になる」という感受性を養うことはどちらも同じように大事なことですね。
※どしょっこふなっこ♪~
きっと「どしょっこふなっこ」の歌がひらめいたのでしょうね。
人間には、「氷が解けると水になる」という科学的な思考にたけている者もいれば、「氷が解けたら春になる」という芸術的な思考にたけたものもいます。
その両方が互いの長所を活かし合って世の中はうまくいくのだと思います。
ここで僕(管理人)の思い出話を一席。
僕(管理人)が小学生(九州の方田舎)のころ、ある日、掃除当番で庭掃除に当たりました。
僕はなんとなく、掃除だけではつまらなく思い、以前、京都の龍安寺の石庭で見た波型の模様を描きたくなり、竹熊手でやってみました。
つい遊び心が出てしまったのです。 吾ながらなかなかの出来栄えです。
翌日、担任の先生が「昨日中庭の掃除をした人は誰ですか?」と尋ねられたので何かミスがあったのだと恐る恐る手を上げました。
すると先生はニコニコ笑って「中庭の掃除はきれいにできていました。おまけに波の模様まで入れてあって💮でした。と校長先生がおっしゃってましたよ」僕は頭をかきながら、照れ笑いしてました。
「どこかで見たの?」と聞かれたので
「親戚が京都の伏見にあるので龍安寺の石庭に行ったことがあるんです。」と答えました。
[8K 4320p UHD] 龍安寺の石庭 Ryoanji temple the rock garden
「よく覚えてたのね。」
「えっへへへ」・・・という小学校の思い出話でした。
先生やコーチは教えることが本業です。
「教育」という言葉の語源はもともと「引き出す」という意味です。
教育は教えることである前に「相手の持っているやる気や能力、才能」を引き出してあげて自立を助けることにあるのではないでしょうか。
これにて一件落着、めでたし、めでたし~。
一度っきりの人生、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は吉田典生著 『あなたを活かすコーチング』 より一部抜粋&加筆
★吉田典生(よしだてんせい)
1963年、三重県伊勢市生まれ。
関西大学社会学部卒業後、ビジネス誌の編集・記者を経て、90年よりフリーランスのジャーナリストとして活動。
主に「人と組織」に関わる分野を中心に、数多くの月刊誌、週刊誌等を舞台に取材、執筆。20代後半から30代半ばにかけ、1000名超の企業経営者、ビジネスリーダーをインタビュー。
その過程で興味を抱いたリーダーシップ、マネジメント等に関する学習をつづけ、 2000年に(有)ドリームコーチ・ドットコムを設立。以降、日本におけるビジネスコーチング分野の開拓、リーダーシップの裏側にあるフォロワーシップに視点を当てた企業研修プログラムの開発、さらには文明転換期における社会変容への動きと個人、職場の学習を融合させたビジョンマッピングの提唱・実施など、常に独自の立場から“チェンジメーカー”を志向し、活動している。
世界百カ国以上に約二万人の会員を持つプロコーチのグローバルNPOである
Inter National Coach Federation(ICF=国際コーチ連盟)における学習コミュニティ
の世話人。
MCC(国際コーチ連盟マスター認定コーチ)、米国インスケープ社認定DiSCイン
ストラクター。
著書に『ビジョンマッピング~やる気を創る技術~』(PHP)、『なぜ、「できる人」は
「できる人」を育てられないのか?』、『「できる人」で終わる人、「伸ばす人」に変わ
る人』、『「できる部下」を育てるためのコーチング・ノート』、『会社をぶっ壊してチー
ムを創ろう!』(以上、日本実業出版社)、『上司を動かすフォロワーシップ』(ソフト
バンククリエイティブ)『あなたを活かすコーチング』など。
ごきげんよう♪~