デスクワーク時のマル秘・不調予防と健康法とは?
☆彡ハッピーレッスン
✱デスクワーク時のマル秘の不調予防と健康法とは?
パソコンをはじめとするデスクワークは、同一姿勢で長時間過ごしています。
ずっと座ったままというのは実は体に負担が予想以上にかかっているのです。
座っている時には上半身の重みを腰だけで支えることになるため、腰の筋肉や背骨の椎間板に負荷がかかりすぎて腰痛が起こりやすくなるのです。
また猫背気味になるため肩や首の筋肉が硬直してコリコリになるのはもちろんのこと、下半身を動かさないのがとてもよくないのです。
ずっと座っているだけの姿勢を続けていると、下半身の静脈の血液がうっ滞してしまって、全身の血の巡りが悪くなってしまいます。
その結果筋肉は凝り固まるし、頭はすっきりせずもやもやし、ストレスはたまるし、心身共に悪循環が起こるのです。
ひどい時には、自律神経失調症になり、冷え、めまい、便秘、下痢、不眠、イライラ、抑うつなどの症状が現れることもあります。
そこでとっておきの方法をお知らせします。
それは「貧乏ゆすり」です。
“貧乏ゆすり”をすることで、
皮膚内の温度が5分後には約2℃上昇することがわかっています。
運動の代わりまでは行かないものの、
動きが制限された場面で長時間の作業や、移動時間、
女性の悩みも貧乏ゆすりで解消できると言われています。
足先だけではなく、できるだけ太ももから動かすつもりで、縦方向や横方向に足をゆすってみましょう。
あまりかっこいいものではありませんが「貧乏ゆすり」には侮れない効果があるのです。
☆彡「貧乏ゆすり」の6大効果♪~
❶ストレス解消効果
足を止めている時は大脳の働きが抑えられていると言われています。この大脳の働きを解放させる為に貧乏揺すりをすることによって、脳の血流を促し、大脳の動きをスムーズにします。
また、貧乏揺すりの規則的な動きが、脳内の精神を安定させる成分『セロトニン』の分泌を促すので、イライラの原因となるアドレナリンの効果を消す作用があると言われています。
❷足の血流を良くしてむくみの対策効果
むくみといえば長時間歩いた時や立っていた時に、足がパンパンになる症状ですね。
女性には特に多い症状だと言われています。このむくみも、足の血流が悪くなっていることが原因なので、貧乏揺すりをして血流を良くする事により、直接むくみ解消に効果が期待できるいうわけです。
一日5分ほど意識して貧乏揺すりをするといいですね。
❸関節症の予防対策
年を重ねてくるとどうしても軟骨やひざの関節が弱ってきますよね。このような加齢はもとより、運動不足や肥満といったことが原因で、股関節が変形してしまう病気「変形性股関節症」になってしまいます。
これは、あらゆる原因で股関節に隙間が出来てしまう事によって、軟骨がすり減り、そこに炎症を起こして激痛が走るといった症状です。この関節症も、貧乏揺すりをすることによって治療効果が期待できると言われています。
❹冷え性改善効果
貧乏揺すりをすると主にふくらはぎの筋肉を使うことになります。
ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれている程で、足腰で滞りやすい血液をポンプのように押し上げて、体全体に流してくれる効果が期待できます。
これにより、全身の血の巡りが良くなって冷え性の改善に繋がるというわけです。足の表面温度も上昇すると言われています。
➎カロリー消費でダイエット効果
貧乏揺すりを1時間すると、約40kcalを消費すると言われています。まぁ、1時間もする人はいないと思いますが。また、貧乏揺すりを3分するとウォーキング20分に相当するとも言われています。
ただ座って足を揺らしているだけで、これだけのダイエット効果が得られるならやってみる価値有りますよね。迷惑行為にならなければ、ダイエット目的として意識的に貧乏揺すりをしてみると、それだけのカロリー消費が出来ると覚えておくといいでしょう。
❻自律神経を活性化
下半身の血液の循環がよくなるため体と心のもやもやがなくなり、自律神経を活性化させるというデータもあり。
1-2時間に一度は立ち上がって腰への負担を軽減させ、血流を改善させてあげましょう。
でもね~、
所構わず貧乏ゆすりをするのはあまりマナー的にもよろしくないので臨機応変に
✱人目につかないように効果的に行いましょう。
例えばつま先&かかとのアップダウン・ストレッチ
①つま先だけを「イチ、ニッ、イチ、ニッ」
②かかとだけを「イチ、ニッ、イチ、ニッ」
③「つま先&かかと」を交互に「イチ、ニッ、イチ、ニッ」などなど…etc.工夫してみましょう。(車の運転をしてる感じで。アクセル踏んだらブレーキ外す、ブレーキ踏んだらアクセル話す)
その他では「ひざ掛け」をかけてすると上品に見えますね。
人生は一度だけ、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は奥田 弘美著『うつが逃げ出す50のコツ』 より一部抜粋&加筆
★奥田 弘美(オクダヒロミ)
医師(精神科、精神保健指定医)
日本医師会認定産業医
労働衛生コンサルタント
作家
日本マインドフルネス普及協会代表理事
メディカル&ライフサポートコーチ研究会代表
平成4年山口大学医学部卒。
精神科医・産業医として都内18か所の企業で産業医として
働く人の心身のストレスケアに携わるほか、
東都クリニックにて診療およびコーチングやマインドフルネスを活用した
カウンセリングを行っている。
作家活動も精力的に行っており、ストレスケアやマインドフルネス、
コーチング、ダイエットなどをテーマに著作は20冊以上。
著書にはベストセラーとなった
「心に折り合いをつけてうまいことやる習慣」(すばる舎)
「何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから」(扶桑社)、
「メディカルサポートコーチング入門」(日本医療情報センター)のほか、
「1分間どこでもマインドフルネス」(日本能率協会マネジメントセンター)
「一流の人はなぜ眠りが深いのか」(三笠書房)、
「図解・めんどくさいをスッキリ消す技術」(マキノ出版)、
「心の毒がスーッと消える本」(講談社)
「うつが逃げ出す50のコツ」(青春文庫)など多数。
ごきげんよう♪~