人は自分とは違うルールで生きている!
☆彡ハッピーレッスン
✱人は自分とは違うルールで生きている!
あなたは時折、「なぜあの人はあんな行動をとるのだろう?」
と不思議に思ったことがないだろうか?
私たちが子供の頃に学ぶ大切なことのひとつは、他の人とうまくやっていく方法だ。
具体的に言うと、正直、公平、思い遣り、礼儀、協力、調和、マナーといった数々の素晴らしい資質を身に着けることだ。
でもね~、他の人たちが私達と同じルールを学んだとは限らない。
例えば、
日本人は食べ物を箸という道具を使って、口に入れるが、手づかみで食べるのが正しいマナーという国もある。
多くの国では豚肉は良く食べられているが、イスラム教圏においては豚肉食だけでなく、豚由来成分を含むものも忌避されている。
日本人は「輪廻転生」を繰り返すと考えているが、全く違う生死観を持つ民族もいる。などなど…etc.
ここまでは比較的わかりやすい例である。
でもね~、それでは身近にいる人とはどうだろうか?
親子間、夫婦間ではどうだろうか? 同じ価値観、善悪観で生きているだろうか?
私達にとって正しいと思えることでも彼らにとっては間違っていると思えるかもしれないし、その逆もありうる。
「すべての人が同じルールで生きている」と想定して生きていくと、重大な問題に直面する。
あなたにとっては受け入れられない行動でも、相手にとっては普通のことかもしれない。
自分なら絶対しないからと言って、「他の人たちも同じように感じるはずだ」と思ってはいけない。
とはいってもここでの目的はあなたを「被害妄想」にすることではなく、「他の人たちがあなたの期待通りの行動をするとは限らない」ということを認識していただきたい。
誰もが同じルールにしたがって生きているなら人生はさぞかし快適だろう。
しかし、この世の中ではそういうことはあり得ないのである。
人間の多様性を考えると、他人の行動に対してとるべき最も懸命な態度は「心を開いて予想外のことに備えること」である。
あなたの行動規範は他の人たちには何の意味もない。
彼らは自分なりの行動規範に従って行動するだけなのだから。
自分の期待通りに、他の人が行動するとは限らないということを理解しよう
「人は皆異なっている。」ということを理解したうえで心を開いて寛容になろう。
これにて、一件落着、めでたし、めでたし~。
一度っきりの人生、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上はジェリー・ミンチントン著 『心の持ち方』 より一部抜粋&加筆
★ジェリー・ミンチントンのプロフィール
アメリカの自己啓発作家、エッセイスト、実業家、講演家。自尊心やモチベーションに関する著書を多く発表している人物であり、その著書では長年における企業経営の経験から「自尊心を高め、自らの価値を確信することが自身の成功や幸せに直結する」と説いている。また心理学や東洋哲学にも造詣が深い。作家業や公演活動などを行うかたわら、出版社アーンフォードも経営している。
著書
主な著書に「自分を変える良い習慣 ついつい誰かの言いなりになってしまうあなたへ」「夢をかなえる一番いい方法」「人生がうまくいく、とっておきの考え方 自分を信じるだけで、いいことがどんどん起こる!」「すぐに役立つ、とっておきの考え方」「1日5分で自分に奇跡を起こす法」「心の持ち方」「うまくいっている人の考え方」「自信の法則」「じょうぶな心のつくり方」「新しい自分に出会う本」「恋愛がつづく方法」「心の持ち方」などがある。
ごきげんよう♪~