ハッピーライフ専科

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ストレスは学習と成長のチャンスと考えよう!

☆彡ストレスは体に悪い?

これまで、ストレスは人間の体にホルモン異常を起こし、がんや糖尿病といった病気の原因となると考えられてきました。

ところがポジティブ心理学の第一人者であるショーン・エイカー、スタンフォード大学マインド&ボディラボのアリア・クラム、らはある会社の400名近い従業員を対象として、ストレスに対する意識をを調べました。

すると、「ストレスは、仕事にも健康にもマイナスの影響をもたらすので避けるべきだ」と考える人たちに比べて、「ストレスは成長につながる」と考える人々はより健康的で、人生の満足度が高く、仕事ぶりも優れている」ということがわかりました。

ストレスは学習と成長の糧となる

さらにショーン・エイカー達は、もう一つ実験を行いました。

マネージャーたちを2つのグループに分け、それぞれ別の3分間のビデオを見せました。
第一のグループに見せたのは、「1日におよそ100万人の労働者がストレスによって欠勤している」「ストレスは人類の生存にとって脅威になっている」等ストレスのマイナス面を紹介したもの。

第二のグループに見せたのは「ストレスが脳の働きを活発にして記憶や知能をアップさせ、体の傷の回復も早まる。」というストレスのプラス面を紹介したものでした。

1週間後、2つのグループの参加者のストレスレベルがどのような影響を受けたかを調べてみると、驚くべき結果が出ました。

 ストレスのプラス面を強調したビデオを見たグループは、ストレス性の頭痛や腰痛、疲労感などの身体的症状が23%も軽減したというのです。

しかも、生産性も30%近くアップしました。

ここでわかったことは、悪戯にストレスを避けようとするのをやめて「ストレスは学習と成長のチャンス」と肯定的にとらえるマインドセットを持つことで、ストレスに対する反応をモチベーションや生産性向上に導くことができるのです。

ストレスが仕事にも健康にもよくない面はあります。

しかし、闘ったり、逃げたりすると一層大きくなります。

そこで、ストレスは避けることはできなくても、少し、自分の考え方を変えるだけで、ストレスの悪影響を避けることはできるのです。


☆彡今日の一言
①ストレスは「学習と成長のチャンス」と肯定的にとらえよう。

②ストレスはマイナスの面ばかりではなく、プラスの面もある。
生物は新しい環境に置かれるとストレスを感じるが、変化に対応しようと進化を遂げる。

③人はストレスを感じない環境に置かれると生命維持機能が衰える。


人生は一度だけ、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~

 

Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。


以上は植木理恵著「幸運を引き寄せる行動心理学入門」より一部抜粋&加筆

植木理恵
植木 理恵(うえき りえ、1975年(昭和50年) - )は、日本の心理学者。慶應義塾大学理工学部非常勤講師。
大分県大分市出身。大分県立大分上野丘高等学校お茶の水女子大学生活科学部卒業。東京大学大学院教育学研究科修了。

◆受賞歴
2000年 - 城戸奨励賞(日本教育心理学会)
2005年 - 優秀論文賞(日本教育心理学会)

研究分野 臨床心理学 教育心理学
研究機関 慶應義塾大学
出身校
お茶の水女子大学生活科学部人間生活学科卒業
東京大学大学院教育学研究科修了
東京大学大学院教育心理学コース後期博士課程中退

経歴
大分県大分市出身。大分県立大分上野丘高等学校卒業・お茶の水女子大学生活科学部人間生活学科(発達臨床心理学講座)卒業。東京大学大学院教育学研究科教育心理学コース博士課程を2003年に単位取得退学。2004年から2007年にかけて文部科学省特別研究員を務める。
日本教育心理学会に2000年に城戸奨励賞・2005年に優秀論文賞を授与される。現在は都内の総合病院のカウンセラーおよび慶應義塾大学理工学部非常勤講師を務めている。
「一般人と結婚した」と共演者・門倉貴史に述べるシーンが2014年1月1日放送ホンマでっか!?TVスペシャルにて放映され明石家さんまら共演者に盛大に祝福される。しかし「離婚した」と2015年11月18日放送ホンマでっか!?TVにて発言。
著書
『出会いをドラマに変える2分の法則 - 第一印象の心理学』(東洋経済新報社、2006年、「好かれる技術 - 心理学が教える2分の法則」新潮文庫
『困ったオンナを黙らせる技術』(サンマーク出版、2007年) 
『シロクマのことだけは考えるな! 人生が急にオモシロくなる心理術』(マガジンハウス、2008年、のち新潮文庫
『人を見る目がない人 なぜ人は人を見誤るのか?』(講談社、2008年、「たった三回会うだけでその人の本質がわかる〜脳機能と心理学」講談社+α文庫)
『ネガティブな自分をゆるす本 ポジティブ・シンキングのとらわれをはずそう!』(大和出版、2008年) 
『婚活の傾向と対策 恋愛心理の読解力が身につく演習問題50』(グラフ社、2009年)
『小学生が『うつ』で自殺している〜臨床現場からの緊急報告〜』(扶桑社新書、2009年)
『本当にわかる心理学 フシギなくらい見えてくる!』(日本実業出版社、2010年) 
『『ココロのため息』がスーッとなくなる本 - 元気が出てくるメンタル・ギブの法則』(大和出版、2010年) 
『ウツになりたいという病』(集英社新書、2010年)
『他人の心がカンタンにわかる!:植木理恵の行動心理学入門』(宝島社〈別冊宝島〉、2011年) のち(〈宝島SUGOI文庫〉、2012年)
『男ゴコロ・女ゴコロの謎を解く!:恋愛心理学』(青春出版社、2011年)
『人の心がまるごとわかる心理学〜なぜ人は買占めに走るのか?〜』(中経の文庫、2011年) 
『脳は平気で嘘をつく:『嘘』と『誤解』の心理学入門』(角川書店〈角川ワンテーマ21〉、2011年) 
『つい「凹んでしまう」から抜け出す本 すぐに効く「植木式セラピー」』(大和出版、2012年) 
『ビジュアル図解心理学 ゼロからわかる!』(KADOKAWA、2013年)
植木理恵の人間関係がすっきりする行動心理学』(宝島社、2016年)
『「やる気」を育てる!』(日本実業出版社、2018年)
『賢い子になる子育ての心理学』(ダイヤモンド社、2019年)

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