悲しい顔を習慣にせず、泣きたいだけ泣け!
☆悲しい顔をしても得なことは一つもない!
◆悲しい顔を習慣にするな!
人間は悲しい時には悲しい顔になります。
感情が表情に出るのは自然なことです。
でもね~、悲しくないのに悲しい顔をしてはいけません。
顔の表情が自分のココロに影響を与えますから、自分自身が暗くなります。
そして、人の幸せをうらやむようになります。
大人社会では悲しい顔をしている人は、そっとほっておくのがエチケットですから、優しい声をかけてくれる人は少なくなります。
悲しい顔をしていれば、一、二回は付き合ってくれますが、子ども時代とは違い、何度も甘えさせてはくれません。
ですから、悲しい顔をし続けていると、次第に一人ぼっちになっていきます。
その結果、悲しい顔のお面が顔に張り付いて取れなくなったようになります。
この悪循環から抜け出すためには、①~③があります。
①意識的に笑顔を作るという方法があります。
でもね~、うまくいかない場合があります。引きつった笑顔になるのがやっとで、かえって悲しさが増します。
②心を満ち足りたものにして、内心から悲しさを拭い去る。という方法もあります。
ですがこれはよほど精神修行を積んだ人でないと難しいですね。
③思い切り泣いてみるのがいいと思います。
悲しい顔のお面を取る一番いい方法は「100%泣く」ことです。
身体中を使って、思い切り、涙を流して泣きましょう。
「悲しいことがないのに泣けないわ」等と思わずに、昔のどんな小さな思いででも、泣く種に使いましょう。
たとえば、
「大事にしていたおもちゃを妹が壊した。」
「食べようと、とっておいたケーキを食べられた。」
「財布を落とした」
「失恋した」などなど…etc.
それらを使って思い切り、泣きます。声を立てて、「わーん、わーん」と泣くのです。
子どもの様に、遠慮せずに、顔をしわくちゃにして泣きましょう。
ただし場所を確保してから泣きましょう。
不思議なことですが、15分も泣けば、どんなに涙が流れていても、もうそれ以上は泣けなくなってきます。
涙も涸れてきます。悲しい気分が全然しなくなってきます。
そして、その時の自分の顔を鏡で見てください。
「笑顔」ではありませんか?
キレイな湯上りのような、さっぱりとした笑顔です。
人間は、必要なだけの涙を流せば悲しい顔はできない仕組みになっているのです。
言い換えれば、悲しい顔というのは「泣きたいのを我慢した顔」なのです。
どんな悲しいことでも、泣きたい涙の量は決まっています。
ですからその決まった量を流し去れば、もう涙は涸れてしまうのです。
逆に、もう泣きたくても泣けなくなるのです。
人生には、泣くしかない悲しいこともたくさんあります。
でもね~、神様は、必要なだけ泣いたら、「もう泣かなくてもいいんだよ、前を向いてあなたの人生を進んでくださいね」という親切な仕組みを作っておいてくださったのでしょうね。
ありがたいことです。
泣きたいことは100%泣いて、涙が涸れるまで泣いて、涙が涸れたら、
「ありがとう」といってにっこり笑顔で前に向き直りましょう。
そして、また、自分の人生に勇気と元気をもって前に進みましょう。
涙の向こうには、ほら、雨上がりの虹が見えますよ。
※オマケ "涙をふいて♪~ "
☆彡今日の一言
①悲しい顔というのは「泣きたいのを我慢した顔」なのだヨ~ン
②泣きたいときには泣きたいだけ泣け!
一度っきりの人生、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は宝彩有菜著「人生が楽しくなるちょっとした考え」より一部抜粋&加筆

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★宝彩有菜(ほうさい ありな)
広島県生まれ。大阪大学経済学部卒業。瞑想家、エッセイスト。
宝彩瞑想システム研究所所長をつとめ、日常でできる瞑想法を実
践、指導し十余年になる。また、自身の瞑想体験から、深い人間
心理の洞察に基づいて書かれた作品には定評がある。
主な著書に『「悩み」を「幸せ」に変えちゃう本』(PHP研究
所)、『「考えすぎない」練習帳』(王様文庫)、『気楽なさとり方』
(日本教文社)、『始めよう。瞑想』(光文社知恵の森文庫)『人生が楽しくなるちょっとした考え方』(大和書房)他多数。