手帳のメモページに夢を書きこむのが「夢への行動」の第一歩だ! さとうめぐみ著「たった1行ですべてが叶う手帳の魔法」 より
☆彡手帳のメモページであなたの夢をかなえる
◆手帳を開いて、夢を書き出そう~
あなたには、かなえたい夢、もしくは目標がありますか?
夢といっても漠然としたもので構いません。
近い将来、こういう風になっていたらいいな。
もしくはこんなことが起きたら素敵だなあ…。
そういうことでOKです。
実現するかどうかはわからなくても、
心の隅でそう思っていることならなんでもOKです。
たとえば
●もっとやりがいのある仕事に転職したい。
●今より〇kgやせてきれいになりたい。
●お金をためて引っ越し広い部屋に住みたい
●ファッションセンスを磨きたい
●何か資格を取りたい
●素敵な男性と出会って幸せな結婚がしたい…などなど
きっといろいろな夢があることでしょう。
次に手帳をひろげてください。
手帳の最期のほうにある白紙のメモページに、
あなたが今思い浮かべた「夢」を実際に書き出してください。
何個でも構いません。…。
手が止まった方がいるかもしれません。それは誰にもあることです。
なぜなら夢をかなえたい、と思った瞬間に、
無意識に「不安」も立ち上がってしまうからです。
それは、夢がかなうことイコール、あなたの日常が「変化」するからです。
人は変化が苦手なのです。
人間には「恒常機能」というものが本能的に備わっています。
体温や体重を一定に保ったり、
出来る限り変化の少ない状態で自らを守ろうとする機能です。
思考も「恒常機能」の影響を受けているため、意識の上では変化することを願っていても、無意識ではそれを拒む綱引きが行われているのです。
仮に、「今いる職場から転職したい」という夢を持っている人がいるとします。
人間関係がうまくいかない、仕事内容に不満がある、
もう少しお給料がいい仕事を探したいかも…。
でも、実際今の仕事をやめるとなると、今ある安定を捨てることになる。
次の職場でもうまくいくという保証はありません。
夢がかなう場面を考える前に、ほとんどの人がこうした「変化」を先に想像し、
そこに不安を感じてしまい、思考求めてしまうのです。
あなたの夢をかなえたい心にストップをかけてきたのは、
あなたの本能からくる「不安」だったのです。
その厄介な本能を変えてくれるのが「手帳」と「緑色のペン」なのです。
ワクワクと夢を思い浮かべるとすぐに、
あなたの本能は、「夢に向かって、新しいことを始めるのは不安だらけ、大変なんじゃないの?」とうれしくない抵抗をしてくるかもしれません。
でもね~そんな時にはこう考えてください。
夢を手帳にかくからといってすぐに今の仕事をやめなくちゃいけないわけではない。
ますは、「希望通りの仕事についてイキイキ働いてみる」と書くだけ書いてみよう。
急激な変化には抵抗する本能もたった一行書くだけなら大丈夫と思うでしょう。
でも実は「書く」という行動派それだけですでに立派な「夢への行動」。
その一歩が踏み出せたなら夢を引き寄せる速さが加速することでしょう。
「書くことで、夢の実現を邪魔する「恒常機能」を、夢へ近づく「向上機能」に変えることができる。」
これが手帳の魔法なのです。
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は さとうめぐみ著「たった1行ですべてが叶う手帳の魔法」
より一部抜粋&加筆
★さとうめぐみのプロフィールProfile
手帳セラピスト さとうめぐみ Sato Megumi
1973年山形県生まれ。昭和女子大大学院博士後期課程(日本文学) 修了。手帳を用い、時間を有効に使って夢や願いを叶える方法「手帳セラピー」を考案。
手帳セラピストとして、手帳やノートを使った自己実現やセルフセラピーの方法をレクチャーしている。
また、アンティーク着物のコーディネートを提案するキモノコンシェルジュとしても活動中。
手帳という身近なツールを使って、暦に親しみ、自然と時間に調和していくことで「シンクロニシティ(意味ある偶然)」を呼び寄せ、自分との幸せな調和をはかる新しい手帳術、「手帳セラピー」を広める活動を行っている。
この手帳セラピーは、『週刊女性』『PHP 誌増刊号』『日経ビジネスアソシエ』『日経ウーマン』他さまざまな媒体にて取り上げられている。
現在、東急セミナーBE 渋谷での講座ほか、随時ワークショップを開催。
近著に『幸せおとりよせノートの作り方』(廣済堂出版)、『就活生のための手帳&ノートの書き方』(一ツ橋書店)、『一度書けば一生叶う 人生の扉を開く「完了形」手帳術』(東邦出版)など。
●手帳セラピーとは
手帳セラピーは手帳というツールを使って、書くことで自分自身に出会い、行動を起こす力を引き出すセルフセラピーです。
「時間の入れ物」である手帳に、4色のペンでスケジュールと気持ちの「見える化」をはかり、夢色のペンで「夢への行動」を習慣化 。
「理想の未来」を的確な言葉で思い描き、年→月→週→日の行動として手帳に落とし込みます。目に見えない「時間」「予定」「気持ち」「偶然」が手帳の上で「見える化」されると、やるべきことや「自分の進む道」がはっきりと見えてきます。すると手帳に書いた通り、あるいは書いた以上の幸運を受け取っていることに気付くはずです。