☆彡あなたが受け取っている「豊かさ」に気づく時
◆「豊かさ」を受け取る手帳の魔法
では早速第2の手帳の魔法です。
それは、あなたは常に豊かさに恵まれている、ことに気づく魔法です。
あなたは日頃、「金運がない」
「お金が出ていくばかりでいつもお財布がさびしい」そんな風に思っていませんか?
実はその思い込みが、あなたを豊かさから遠ざけているのです。
まず、あなたが日頃、どれくらい豊かさを受け取っているかを手帳に書いて、
その思い込みを外していきましょう!
それでは、今日1日を振り返って、
あなたが受け取った物質的・金銭的なものを思い出してください。
たとえば
〇隣の席の人に、旅行のお土産でお菓子をもらった。
〇街を歩いていたら、シャンプーのサンプルをもらった。
〇駅前でティシュをもらった。(鼻カゼだったのでラッキー)
〇打ち合わせついでに、ランチをごちそうになった。
〇引き出しの中から100円発見。…etc.
あなたが、お金を出して買ったものというのではなく、
棚からぼた餅的にただで手に入ったものって、意外とあるはずです。
なんだか自分が得しているような気分になることでしょう。
そう、これが、あなたが手に入れた「豊かさのギフト」なんです。
日々の中で「豊かさのギフト」があったら、手帳に記入していきましょう。
このとき使うのは「緑のペン」です。
記入する場所は、ウィークリーページの今日のスペースの下の方です。
「豊かさのギフト」を表すマークを「〇」とします。
初めに〇を書き入れ、その横に、例えば、先ほどあった「隣の席の人(Aさん)に、旅行のお土産でお菓子をもらった。」なら
〇Aさんにお土産をもらった。
と書き込みましょう。1行で簡単に書いてください。
割引券なども、「豊かさのギフト」の一つです。
カフェでコーヒーの割引券をもらったら、もらった日に
〇コーヒーの10%割引券をもらった
と記入し、数日後その割引券を使った日にも
〇コーヒーの10%割引券を使った と記入します。
つまり、コーヒーの10%割引券1枚で2個「豊かさのギフト」を
受け取れたことにするのです。
収支を合わせる家計簿ではないので、
ここはアバウトでOKです。
〇印が増えていくうれしさを味わいましょう。
思い返してみたけど、今日は何もなかった。
そんな日もあることでしょう。そういう時は空欄にしてOKです。
この〇印が増えたら毎日どんな気持ちになるでしょうか?
1週間を見返してみたとき、「私って、こんなに得してたんだ!」と
実感できるに違いありません。
そう、だからこそ、緑色のペンで毎日同じ位置に、
同じマークをつけて書き込むことが重要なのです。
手帳をあけたときに、緑色の〇印が多かったら…
それだけで豊かさを受け取っているな~と幸せな自分を実感敵るようになります。
また、この「豊かさのギフト」は受け取ったときだけではなく、
誰かに豊かさをおすそ分けした時にも書きます。
たとえば
たまたま見かけたバスグッズが可愛かったから、お風呂好きな同僚に、
プレゼントしたくなった。
そんな時はその気持ちを大切にして、プレゼントしてみましょう。
誕生日でも特別な日でもないけれど、
あなたの「ワクワク」がしてみたいことを大事にするのです。
自分が誰かに「豊かさのギフト」を渡したときは、
〇印を塗りつぶした●印をつけて手帳にかきます。
●Bさんにバスソルトを上げた。
と書いてください。
このようにマークを決めておくと、自分がもらったものなのか渡したものなのか、
一目でわかります。
こうやって見ていくと、
自分を中心にして、たくさんの豊かさが循環していることが実感できるでしょう。
あなたの周りには、
実は「豊かさがたくさん漂っていたんですよ!」
豊かさになる大前提は「受け取り上手になる」ということなのです。
手帳セミナーの受講生で、自分が受け取った「豊かさのギフト」をお金に換算して計算したユニークな人がいました。
その人は、なんと1か月で数万円にもなっていたといいます。
こういった、小さな幸せを手帳に書いて実感することを、
手帳セラピーでは「ハッピーマイレージ」と呼んでいます。
飛行機のマイレージのように、
ちょっと意識するだけでいつの間にか幸せが溜まっていくイメージです。
日々がハッピーだな、と実感できるようになると、
さらに大きなハッピーを受け取れるようになります。
まずは、お金や物など目に見える「豊かさのギフト」を手帳に書く習慣をつけて、
しっかり受け取っていきましょう!
日々「豊かさ」を受け取っていることに気づいたあなたの、
マトリョーシカの一番外側の殻「豊かさに恵まれない」と
いう思い込みがバカッと外れたようですね。
幸せはなるものではなく気付いたり、感じたりするものなのですね~
☆彡魔法2
『 ツイていないという思い込みを外そう』
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は さとうめぐみ著 「たった1行ですべてが叶う手帳の魔法」
より一部抜粋&加筆
★さとうめぐみのプロフィールProfile
手帳セラピスト さとうめぐみ Sato Megumi
1973年山形県生まれ。昭和女子大大学院博士後期課程(日本文学) 修了。手帳を用い、時間を有効に使って夢や願いを叶える方法「手帳セラピー」を考案。
手帳セラピストとして、手帳やノートを使った自己実現やセルフセラピーの方法をレクチャーしている。
また、アンティーク着物のコーディネートを提案するキモノコンシェルジュとしても活動中。
手帳という身近なツールを使って、暦に親しみ、自然と時間に調和していくことで「シンクロニシティ(意味ある偶然)」を呼び寄せ、自分との幸せな調和をはかる新しい手帳術、「手帳セラピー」を広める活動を行っている。
この手帳セラピーは、『週刊女性』『PHP 誌増刊号』『日経ビジネスアソシエ』『日経ウーマン』他さまざまな媒体にて取り上げられている。
現在、東急セミナーBE 渋谷での講座ほか、随時ワークショップを開催。
近著に『幸せおとりよせノートの作り方』(廣済堂出版)、『就活生のための手帳&ノートの書き方』(一ツ橋書店)、『一度書けば一生叶う 人生の扉を開く「完了形」手帳術』(東邦出版)など。
さとうめぐみのかんたん手帳セラピー#10
●手帳セラピーとは
手帳セラピーは手帳というツールを使って、書くことで自分自身に出会い、行動を起こす力を引き出すセルフセラピーです。
「時間の入れ物」である手帳に、4色のペンでスケジュールと気持ちの「見える化」をはかり、夢色のペンで「夢への行動」を習慣化 。
「理想の未来」を的確な言葉で思い描き、年→月→週→日の行動として手帳に落とし込みます。目に見えない「時間」「予定」「気持ち」「偶然」が手帳の上で「見える化」されると、やるべきことや「自分の進む道」がはっきりと見えてきます。すると手帳に書いた通り、あるいは書いた以上の幸運を受け取っていることに気付くはずです。