最善を期待し、そうなることを確信すれば、最善の成果が出せる。「可能だと考えると幸運がやってくる」より
☆彡第二章 可能だと考えると幸運がやってくる。
NO.17{マイナスを起点に考えると自信と信念が強まる。}
メタボリック症候群と診断された人が、
適度な運動を習慣にし、食生活の改善に取り組み、
再度検査を受けたら、医者から次のように言われました。
「血圧もコレステロール値もだいぶ下がりましたね。正常値に戻りつつあります。」
「体重もだいぶ減りました。標準体重まで、もう少しです。」
その時、たいていの人はほっとすると同時にうれしさがこみあげてくると思います。
ポジティブな感情で心がいっぱいになると屋もいます。
なぜでしょうか?
それは、メタボリック症候群というマイナスを起点に考えた場合、
健康体に向けて一歩前進した証拠、改善の兆しが見えてきた証拠であるからです。
このマイナスを起点に考える思考は、
自信と信念を強め、物事を成し遂げるうえでも大いに役に立つと思います。
例えば、人前でのスピーチです。
人前に出るのが苦手で、
今までスピーチをしたことがない人にとって、それは困難に思えるでしょう。
しかし、たとえ10分間でも、
みんなに話を聞いてもらえることができれば、
少しだけ自信が持てるようになります。
「うまく話せる」という信念も芽生えてきます。
結論的に言えば、いきなり、成果を求めようとしないで、
小さくてもいいから前進・進歩したことを確認するようにするのです。
そうすれば、心も楽になり、どんどんポジティブになっていくでしょう。
◆ツキを呼ぶコツNO.17
「小さくてもすすから前進・進歩したことを確認する」
NO.18{ためになる本を読むと自信と信念が生まれる。}
日常生活の中で毎日数ページだけでもいいですから、
人生論の本を読む習慣をつけるといいと思います。
◆ツキを呼ぶコツ18.
「人生論などの良書を読む習慣をつけると発奮し、心がポジティブなオーラで覆われるようになる。」
NO.19{最善を期待し、そうなることを確信すれば、最善の成果が出せる。}
朝、天気予報で「今日は午後から雨が降ります。」とアナウンサーが語っていたとします。
そういう時たいていの人は折り畳みの傘を持って外出すると思います。
「もうすぐグァムへサーフィンをしに行く」というときはどうでしょうか。
旅支度をするとき、水着を用意すると思います。
では、高級ホテルの結婚式に参加するときはどうでしょう。
男性ならスーツを、女性ならドレスを用意すると思います。
なぜ、折り畳みの傘を持って行くのでしょうか。
なぜ、水着を用意するのでしょうか。
スーツやドレスを用意するのでしょうか。
それは「雨が降ること」「海で泳ぐこと」「高級ホテルの結婚式に参加すること」を信じているからにほかなりません。
そうなることを確信し、心で受け入れているのです。
何かに向けてトライするときも同じです。
いつも最善の成果を期待し、そうなることを確信して動くことが大切になります。
成果が出ることを「雨が降ること」「海で泳ぐこと」「高級ホテルの結婚式に参加すること」と同様、予定として心の中に組み入れてしまうのです。
そうすれば、意識しなくても信念は高まり、それに伴い、
心もポジティブな感情になることでしょう。
◆ツキを呼ぶコツ19.
「成果が出ることを予定として心の中に組み入れてしまう」
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は 植西聰著 「ツキを呼ぶコツ幸運がやってくる9つの習慣」より一部抜粋&加筆