ツイてる人は快楽ホルモンで満たされている! 植西聰著 「運がよくなる100の法則」より
☆彡ツイてる人は快楽ホルモンで満たされている!
人間の脳から分泌されるホルモンにはドーパミン、ペーターエンドルフィンやアドレナリン系などがあります。
ドーパミン、ペーターエンドルフィンは快楽ホルモンで、アドレナリン系はストレスホルモンと呼ばれています。
これらのホルモンが、私たちの気分を明るくしたり、暗くしたりする要因だといわれています。
これらのホルモンはプラスのパワー、マイナスのパワーとよく似ています。
ストレスホルモンは何時までも体内にためておくと、健康を害したり、増々ストレスを促進させるという悪循環をもたらします。
このホルモンが多い人は何をするにもやる気が起こらないと、疲れやすくなり、食欲や性欲が衰えたり、肌や髪のツヤを失ったりします。
特に不満や怒り、絶望が心にある時は脳内でストレスホルモンが分泌され、脳内の毛細血管が凝縮して血液の流れが悪くなり、病気の原因となるものを作ったり、ガンや成人病となる活性酸素を作り出すといわれています。
一方、快楽ホルモンは安らぎや、自分の気持ちを高揚させ、楽しくさせることから発生します。
快楽ホルモンが多い人は、ストレスに対する忍耐力や持久力が養われ、ストレスに強い心と身体を作ることができます。
ストレスホルモンはマイナスのパワー、快楽ホルモンはプラスのパワーと同じ働きをするのです。
そして、私たちは、自分で意識的に、快楽ホルモンを分泌させることができます。
それは、苦しみを通り過ぎた後の楽しいことを想像する。
良いことだけを、思い出す、楽しいことだけを想像する、といった具合に、頭の中を肯定的、楽観的な考えで一杯にすることです。
例え、実際は苦境に立たされていても、苦境を克服した時のことをイメージして、楽しいことを思い浮かべます。
こんなことを繰り返していると、ストレスホルモンの代わりに、快楽ホルモンが作りだされ、苦しみはいつの間にかハッピーに変わるのです。
脳で分泌された快楽ホルモンは血液に乗って全身にいきわたります。やがて、身体の随所で免疫細胞の働きを活性化させてくれるのです。
体中を快楽ホルモンでいっぱいにしよう!
苦あれば楽あり!
※類語句
浮世の苦楽は壁一重/悲しみと喜びとは交互に相次ぐ/禍福は糾える縄の如し/苦楽は相伴う/苦楽は生涯の道づれ/すべてのメダルには裏がある/楽しみは苦しみの種/上り坂あれば下り坂あり/楽あれば苦あり/楽する悪かろう苦をするよかろう/楽は苦の種、苦は楽の種
雨降って地固まる ・災いを転じて福となす ・ 禍を転じて福と為す
He that will have the pleasure must endure the pain.(喜びを得たいのなら、苦しみに耐えなければならない)
「人生は苦あれば楽ありだから、今はつらくてもじっと耐えて、人生が終わる頃には穏やかな暮らしができるはずだ」
落語や漫才を聴くこともいいですね。
これにて一件落着、めでたし、目出度し。
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は 植西聰著 「運がよくなる100の法則」より一部抜粋&加筆