「いい加減」な私は「良い加減」な私として認めてあげよう! 植西聰著 「運がよくなる100の法則」より
☆彡「いい加減」な私は「良い加減」な私として認めてあげよう!
自分の運の悪さを嘆いている人の多くが、完璧を求めすぎるという傾向があります。
人は「いい加減」というと増すナスの言葉として受け止めがちですが、「完璧」「パーフェクト」の反対語として受け止めているようです。
何をする時にも完璧を好む日本人にとっては「いい加減」は憎むべきなのかもしれません。
もちろん、向上心が高いのはとても素晴らしいことです。
でもね♪~
それよりも大切なのは「自分にOKサイン」を出してあげることです。
「今の私も結構いけてるな。でももっとよくなるぞ!」と思う気持ちをあなたは持っていますか?
パーフェクトではない自分は認めないなんてかわいそうです。
自己満足でも結構、自分でほめてあげましょうよ。
家でこっそり、やればだれにも聞こえないから大丈夫です。
元マラソンランナーの有森裕子さんの名言に以下のようなものがあります。
1996年アトランタ五輪の女子マラソンゴール後のインタビューで「メダルの色は、銅かもしれませんけれども……、終わってから、なんでもっと頑張れなかったのかと思うレースはしたくなかったし、今回はそう思っていないし……、初めて自分で自分をほめたいと思います」と涙ながらに語った。
ウルウルですね。
バルセロナでは銀メダルだったのにもかかわらず、金ではなく、銅メダルを獲得して自らが語ったのです。
銅でも良いんです、金ではなく、銀でなくても…。
(どうでもいいけど♪~~というおやじギャグではありません)
ツイてる人になる為には完璧な人になる必要はありません。
むしろ少し位欠点があったほうが人間として魅力があるのです。
欠点も個性と思ってみましょう!
運の良い人たちは密な計算をしているようで実はどこかにいい加減な雰囲気を漂わせているものなのです。
自分にOKをだせる人は、周りの人にもOKをだせる余裕が心に生まれる為、彼らには余裕があります。
それが彼らの持つ不思議な魅力にもつながっているのです。
「こんなもんでいいだろう」、「7割できれば上々よ」などと
「いい加減」は「良い加減」と思えるようにしましょう!
こんないい加減さを持てるようになれば、
あなたがラッキーサイクルに突入する日はそう遠くないかもしれません。
今年の梅もいい塩梅にできましたね~!(はぁ~)
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす~。
以上は 植西聰著 「運がよくなる100の法則」より一部抜粋&加筆
★有森裕子のプロフィール
有森 裕子(ありもり ゆうこ、1966年12月17日 - )は、元女子マラソン選手で日本におけるプロランナーの草分けでもある。日本体育大学体育学部体育学科卒業。
日体大客員教授、日本陸上競技連盟の理事、日本プロサッカーリーグの理事、スペシャルオリンピックス日本の理事長、IOCのSport and Active Society Commissionメンバー、国際陸上競技連盟女性委員会委員、国連人口基金親善大使。株式会社RIGHTS.取締役。
◆獲得メダル
女子 陸上競技 オリンピック マラソン
銀 1992 バルセロナ
銅 1996 アトランタ
※「初めて自分で自分をほめたいと思います」について
1996年アトランタ五輪で銅メダルゴール後のインタビューで「メダルの色は、銅かもしれませんけれども……、終わってから、なんでもっと頑張れなかったのかと思うレースはしたくなかったし、今回はそう思っていないし……、初めて自分で自分をほめたいと思います」と涙ながらに語った。感動的でしたね。
余談ですが「自分で自分をほめたい」という言葉はフォーク歌手高石ともやが書いた詩の一節を引用したもので、この詩を初めて聞いたとき有森は涙を流して感動し、いつかこの言葉を言いたいと暖めていたものでした。
そしてそれはその年の流行語大賞に選ばれた。