運がいい人ほど、人の苦言を「大歓迎」する
運は、明るく、積極的、前向き、そして、何よりも「素直な人」によってきます。
松下幸之助さんが晩年、ある記者にインタビューを受けたときに次のようなやり取りがありました。
「会長が今、一番心がけていらっしゃることは何ですか?」
「素直になることですね」
「えっ!、かいちょうは素直じゃないんですか?」
「あきまへんなぁ…」
まだまだだめだというのです。
かの松下幸之助さんが晩年になっても大切にしていたという「素直な心」。
素直というのはそれほど大事なのです。
素直に改善するといいます。
何か指摘された時に「あっ、そうですね」とパッと素直に改善すれば、それでおしまいなのです。
ところが、自分の我を張っていたら、なかなか改善できません。
我を張るのは、自分のプライド、見栄、体裁があるからです。
そういう感情的なものが邪魔をします。
また、損得も邪魔をします。
本当に素直になれる人は、すべてを捨てることのできる人です。
表面的なものを捨てることのできる人です。
素直になれるかどうかは、本物を求める度合いによるのです。
心から本物を求めている人は、素直になれます。
何かを欲しいと思ったら、いろいろ人の話を素直に聞こうとします。
「別に今のママでいいよ」という人は人の話を聞こうとしません。
それよりも自分が今、気分がよければいいのです。
素直になる秘訣は、本物を求める気持ちを強くすることです。
そして、もう一つは、他人の話を聞く方に回ってみることです。
受け入れてみることです。
受け入れるということは、素直にならなければできません。
相手の話は、素直にならなければ本当には聞けません。
話すより、聞く方に重点を置くようにすれば、より素直になれます。
そして、素直になることができれば、間違いなく、最強運に恵まれた人生を送れるのです。
素直さがすべての入り口なのです。
人間というものは「これでいい」と思った瞬間から成長が止まります。
将棋や、囲碁の棋士たちは最善手を見つけた時、
「待てよ、もっといい手はないか」と更なる最善手を探しているそうです。
(アマチュアの有段者(管理人)でさえも…)
人生も「より良き道を」探していきたいものですね。あくなき探求心を持ちましょう!
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。

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以上は 心理学博士 さとうやすゆき著 「運がよくなる小さな習慣」より一部抜粋&加筆