『すべてはうまくいっている!』
『すべってもうまくいっている!』
一休和尚のお話です。
一休和尚は死に臨んで、一通の遺言状を残し、それをツボに入れました。
そして、弟子たちにこう言い残したのです。
「どうしようもない問題が出てきて、誰も解決できなくて本当に困っ太時には、皆でこれを開けなさい。」
それから数年後、弟子たちはどうにもならない問題にぶつかりました。
そこでツボの周りに集まり、一休和尚の遺言状を開けてみたのです。
それを一読するや、弟子たちは心を悩ませていたその問題から解放されました。
遺言状に書かれていた言葉はたった一言でした。
『心配するな。何とかなる』これだけです。
「人間の世に起こる事件で心配に値するものは何もない」 (プラトン)
「心配いらない。不安なだけでは人は死なない」 (ごとうやすゆき 詩人)
何とかなるから大丈夫!
すべてはうまくいっているのです。すべったってうまくいっているのです。
☆彡なんとかなる! なんくるないさ♪~(沖縄の言葉)
Happy(しあわせ)名語録―一瞬で人生が変わる! (王様文庫)
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以上は ひすいこたろう+よっちゃん著 Happy 名語録 より一部抜粋
☆彡なんくるないさ♪~(沖縄の言葉)は本来は「真(まくとぅ)そーけーなんくるないさ~」という定型句を構成する言葉であり、「人として挫けずに正しい道を歩むべく努力すれば、いつか良い日が来る」という意味なのです。
「人事を尽くして天命を待つ」と同じ意味でありましたが、現在では前半が省略され「自然と(なるように)なるものだ」と解釈され、単に「何とかなる」と言う楽観的見通しを意味する様になりました。
言葉は生きているし、時代と共に変化していくんですね。