「ほめ日記」のご紹介パートⅢです。「何をどうほめればいいの?」
「ほめ日記」の
◆パートⅠでは「ほめ日記ってな~あに?」ではほめ日記の内容と効果についてお知らせしました。
◆パートⅡでは「ほめ日記」の書き方とタイミングについてお知らせしました。
◆パートⅢでは「ほめ日記」では何をどうほめるの?ということについておしらせします。
いきなり、「自分をほめて」と言われても「何をどうほめていいかわかんな~い」
と思われることでしょうね。
ほめる点は他人と比較して良しあしを判断するのではなく、自分で「いいなぁ~」と思えるところがあれば思いつくままランダムになんでも書き出して"ほめ言葉"を末尾につけてみればいいのです。
当たり前と思えるような些細なことの中からも、ほめる点、認められる点を探してみましょう。
その日のことでなくてもOKです。自分の長所、よさ、能力、体力なども褒めましょう。
そこで今日は自分をいろいろな角度から観察するための10項目に目を向けてみましょう。
☆彡ほめポイント10大重要項目(10大ヒント)
①内面、性格や心の動きなどをほめる
例.部下にいつもだったら怒鳴っていたところを我慢できた私はエライ!
◆サンプル.
●会社でミスを指摘されたけど、前ほど落ち込まないでやり直せた。この頃はめげそうになっても軌道修正が早くなって、しっかりしてきたね。
●周りの人に気配りできる私。大人だわ。
●ウォーキングの途中で神社に立ち寄り、パンパンと柏手を打ち参拝。清々しさを感じている僕は、決行信心深くて謙虚だ。
●今日は疲れていたのでだらだら過ごしたけれど、自分を責めずに「こういう日もあるよ」と受け入れられた。進歩しているよ。
➁行動や働きをほめる
例.毎朝早起きして子供のお弁当を作っているなんて、立派だよ!
◆サンプル.
・今日も満員電車に揺られて出勤。よくやっているね!
・Cさんにまた嫌なことを言われたけど、カッとならず聞き流せた。
よくできたね。すごい!
➂感覚や感性をほめる
例.映画を見て泣いたり笑ったりできる私って感情や感性が豊かなのね~。
◆サンプル.
朝のウォーキング、スズメのさえずりやハトの鳴き声に心を動かされ、自然の息吹を心地よく感じているボクは、感情豊かでいいんでない。
➃発想や考え方をほめる
例.僕を必要としてくれる会社が必ずあると信じて就活している僕。頼もしい!
◆サンプル.
自分の生活を楽しく充実させるためのアイディアが浮かんでくるようになったよね。
全部は実行できていないけど、アイディアが出てくるだけでもすごい!
➄努力のプロセスをほめる。結果が出ていなくてもOK!
例.「ほめ日記」をよく根気よく続けているね。
すごい!そのうちなにかを発見できるよ。
◆サンプル.
就職活動、頑張っているのになかなか結果が出ないけど、努力して、あちこちに、履歴書を根気よく送っている僕はたくましくて、かっこいい。必ず結果を出すぞ。大丈夫だ。勇気を持って頑張れ!
➅過去に努力したことをほめる
例.ここまで進めてきたプロジェクト、いろいろあったけどよくやってきた。大したもんだ!
サンプル.
⑦やらなかったことでプラスのことをほめる
例.今日、無駄遣いしなかった俺は偉いぞ!
サンプル.
➇体の動きをほめる
例.今日も私の心臓、10万回の拍動。優秀だね。
サンプル.
➈見た目や容姿をほめる
例.美容院に行ってこのヘアースタイル、似合っているよね!きれいじゃん。
◆サンプル.
私って、キレイじゃん!ほめ日記を書き始めてから目がキレイになったと人に言われるけど、自分でもそう思うよ。カッコイイ。
➉プラスの変化、内的気づき、自己発見をほめる
例.妻をほめられるようになったのは、すごい変化だ!
サンプル.
★「ほめ日記」の最大のポイントは「言葉」です。頭の中で考えているだけでは何とも変わりません。
自分の思い方を変えるためにプラスイメージの「言葉」を書いて、あなたの脳や心に届けてください。
その繰り返しによって、脳の中で自分を肯定的に思う回路(自分ほめ回路)がしっかり作られてくるのです。
以上は 手塚千砂子著 ほめ日記効果って何?(幸せを引き寄せる「1日3分」)
より一部抜粋