何かを失ったのではなく「手放した」と考えよう♪~ "悲しみよこんにちは"
☆彡ハッピーレッスン
✱何かを失ったのではなく「手放した」と考えよう
「ペットの猫が死んでしまった」
「会社を辞めて、収入が減った」
などとこれまで大事にしていたものや持っていたものを失った時のショックは大きく、計り知れないものがあります。
でもね~、どんなに嘆いても失ったものはもう元には戻りません。
「私がもっと早く獣医さんに連れていれば、もう少し、長生きできていたかもしれない・・・」
「会社を辞めなければよかったかもしれない」
などと後悔だけではなく、自分を責める気持ちで膨らんてしまい、ココロにはマイナスのエネルギーがどんどん増えていきます。
そんな時には大きく分けて二つの方法があります。
一つは何かを「失った」のではなく「送り出した」「手放した」と捉え直してみましょう。(プラス的イメージ)
「失う」という言葉にはネガティブなイメージが付きまといます。
そこで、同じことでも、「手放す」「送り出す」「行かせてあげる」等の言葉を使うことで、不必要なものを自分の元から「解き放つ」というようなポジティブなイメージに変わります。
「私はペットの猫を失ったのではなく、猫が安心して天国へ行けるよう飼い主として送り出したんだ」
「私は会社と給料を失ったのではなく、あの会社と給料に縛られる人生を手放したんだ」
そんな風に考えると気持ちが前向きに変わり、新たな気持ちで歩んでいけます。
このように、一つの事実を違う意味合いでとらえ直すことを心理学では「リフレーミング」と言います。
このリフレーミングをうまく活用することでマイナスのエネルギーで一杯だった心をプラスに転じることができます。
何かを失って悲しいのなら、それは失ったのではなく、「手放した」と考えましょう。
もう一つの方法は良い面を見るようにして、ハッピーに考えることです。
前の猫ちゃんが天国に行ったことでまた新しい猫ちゃんに出会った。
前の猫ちゃんが私に新しい猫ちゃんを引き合わせてくれたんだ。
「会社を辞めたことで、自分の会社を興すことができたし、さらにご縁できれいな嫁さんをもらうことができた」
手放した分だけ新しい何かが手に入るものです。
一件落着、めでたしめでたし♪~
☆彡今日の一言 "悲しみよこんにちは"
❶何かを失ったのではなく「手放した」と考えよう
❷悲しみの中にもいいことを探してみよう。
(マイナスをプラスに変換しよう)
××という悲しいことがあったおかげで○○という良いことが起きた。
"悲しみよこんにちは"と言えるようになるといいですね。
人生は一度だけ、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は植西聡著『心が安らぐ100のルール』 より一部抜粋&加筆
※『悲しみよこんにちは』(かなしみよこんにちは、フランス語: Bonjour Tristesse ボンジュール・トリステス)は、1954年に発表されたフランスの作家フランソワーズ・サガンの小説。
★植西聡
植西 聰(うえにし あきら、1947年-)は、東京都出身の日本の著述家、産業カウンセラー、心理カウンセラー。
自己啓発に関する著書を多数発表している。
◆略歴
学習院大学卒業後、資生堂に勤務。
独立後、人生論の研究に従事。
独自の『成心学』理論を確立し、人々を明るく元気づける著述を開始。
1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定)を取得。
◆著書(ベストセラー本)
『折れない心をつくるたった1つの習慣』(青春出版)
『平常心のコツ』(自由国民社)
『「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房・王様文庫)
『話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる』(三笠書房・王様文庫)
『マーフィーの恋愛成功法則』(扶桑社文庫)
『ヘタな人生論よりイソップ物語』(河出書房新社)
『カチンときたときのとっさの対処術』(ベストセラーズ・ワニ文庫)
『運がよくなる100の法則』(集英社・be文庫)
『運命の人は存在する』(サンマーク出版)
『ツキを呼ぶコツ』(はる出版)
『すべてが好転し始める小さな習慣』(夢文庫)
『明日が「いい一日」に変わる小さな法則』
『「ムカッとくる怒り」がスーッとおさまる本』PHP
『気にしない習慣』PHP
迷いを一瞬で消せる『最後心』三五館
『1秒で心が強くなる言葉の心理術』王様文庫
『やる気のコツ』(自由国民社)
『凹まない人の感情整理術』(ナガオカ文庫)
『心がやすらぐ100のルール』㈱アスペクト
その他多数あり