ネガティブな感情から自分を解放する最善の方法とは?
☆彡幸せへのパスパート
☆彡ネガティブな感情から自分を解放する最善の方法とは?
孔子の言葉に次のようなものがあります。
「虐待されようが、強奪されようが、忘れてしまえばどうということはない。」
いかがでしょうか?
貴方が、人からひどいことをされたとき、きっとあなたは、悩みの原因を作った相手を憎むことでしょう。
顔を思い出すだけで、怒りがこみあげてきますよね。
そんな、ネガティブな感情から自分を解放するとっておきの方法があります。
それは、「許す」ということです。
「そんな無茶なこと言わないでください。それができないから悩んでいるんじゃないですか!」
と怒りたくなる人もいることでしょう。
相手を許せないしいう人は、口をそろえて、「この悩みを作ったのは私のせいではありません。相手が悪いまです。相手が謝ってくるか、倍返ししてやらない限り、この気持ちは消えることはありません。」
と声を荒げるかもしれません。
でもね~、相手はいつになったら謝ってくるのか、わかりません。倍返し、100倍返しができるか本当のところわかりません。
それなのに、いつまでも悲しみや、怒りの気持ちを心に抱いていては、ココロにどんどんマイナスの感情がたまってしまいます。
嫌いな相手のために、自分を不幸にするなんて、それ以上悲しいことはありません。
「相手を許す」ということは相手の為ではないのです。
自分の幸せのために、今すぐに憎しみや悲しみを手放しましょう。
今まで、「許したくても許せない」と思っていた人も、もう一度改めて、相手を許すことにチャレンジしてみましょう。
人間には、「許す(赦す)」ことのできる能力が備わっているのです。
ですから、本気になれば、あなたにだってきっとできるはずです。
これから、心の中に、怒りや恨みの気持ちがわいてきたときは、
「私は、あの人を許すと決めました。だから、私のココロはとても平穏です。」と呪文のように口に出していってみてください。
何度でも呟いてみましょう。
その時、呼吸が深くなるように、鼻からゆっくりと息を吸い、口からゆっくりと吐き出してみてください。
人は、心が乱れるとき、呼吸が浅くなりがちです。
ですから、意識的に深く呼吸することで、ココロを落ち着けることができるのです。
相手のことは憎んでいないけれど、その悩みについて思い出すたびに胸が苦しくなったり、悲しい気持ちになったりするという人は「許します。」という代わりに、「私はすべてを忘れることにしました」と呟くのがいいでしょう。
悩みについて、思い出したり、ネガティブな気持ちがこみあげたりするたびに、この言葉をつぶやくクセを覚えると、心の中から少しづつネガティブな感情が消えていきます。
「許す」ことを覚えると、ココロが平穏でいる時間が増えていきます。
そして、穏やかな心には「プラスのエネルギー」が増えていきます。
結局、人付き合いの悩みというのは、私たちの心の中のわだかまりがすべての原因なのです。
執着のなせる業なのです。
そのわだかまりをなくすことで悩みも消えてなくなるのです。
最後に、どうしても「相手を許せない」というならば、「許せないという自分自身」を許してあげましょう。
☆彡今日の一言
❶ネガティブな感情から自分を解放する最善の方法は「許す」事である。&深呼吸なり。
➋ネガティブな感情が湧き上がってきたら「まっ、いいか」と水に流して忘れることである。(管理人的手法)
❸「許す」事は相手のためにではなく、自分の幸せのためだと思いましょう。
世界は二人のために 「いいじゃないの幸せならば♪~」相良直美
人生は一度だけ、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は植西聡著 「悩みが消えてなくなる60の方法」 より一部抜粋&加筆
★植西聡
植西 聰(うえにし あきら、1947年-)は、東京都出身の日本の著述家、産業カウンセラー、心理カウンセラー。
自己啓発に関する著書を多数発表している。
◆略歴
学習院大学卒業後、資生堂に勤務。
独立後、人生論の研究に従事。
独自の『成心学』理論を確立し、人々を明るく元気づける著述を開始。
1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定)を取得。
◆著書(ベストセラー本)
『折れない心をつくるたった1つの習慣』(青春出版)
『平常心のコツ』(自由国民社)
『「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房・王様文庫)
『話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる』(三笠書房・王様文庫)
『マーフィーの恋愛成功法則』(扶桑社文庫)
『ヘタな人生論よりイソップ物語』(河出書房新社)
『カチンときたときのとっさの対処術』(ベストセラーズ・ワニ文庫)
『運がよくなる100の法則』(集英社・be文庫)
『運命の人は存在する』(サンマーク出版)
『ツキを呼ぶコツ』(はる出版)