悩みをなくすためのひとつの方法は?
☆彡幸せへのパスパート
☆彡悩みをなくすためのひとつの方法とは?
悩みをなくすためのひとつの方法として「行動する」ということが大切です。
「でもね~、何を始めたらいいのか、わかんな~い。」という人にとっておきの方法がありますのでご紹介します。
それは「紙に書く」ということなのです。
頭の中だけで考えていると、いろんなことを考え過ぎて、混乱してしまいます。
そこで紙に書いて「見える化・可視化して整理する」といいのです。
悩んでいることを神に書き出してみると、
「この悩みのポイントはここだ!」
「この点について解決できれば、スッキリする」
「これを解決するためには、今、何ができるだろう?」
という具合に、もやもやした気分が制されて、問題や考え方が具体的なものに変わっていくのです。
C子さんという女性は、会社に生き続けるのが嫌でいつも胃がキリキリしていました。
「今の会社を辞めたいけどどうしよう・・・?」
そんな気持ちがいつも頭の片隅にあるものの、最初の一歩を踏み出せないでいる状態でした。
C子さんはある時、そんなもやもやの状態から抜け出したいと思い、悩みについて整理してみました。
すると問題の核心が見えてきたのです。
それは意外にも、仕事のことではなく、家族関係の問題でした。
C子さんは仕事そのものに、不満を持っていないということに気が付きました。
その代わり、思い出したのが、毎日顔を合わせている父親から、自分の会社についての反対の言葉をかけられているということでした。
「そんな小さな会社、いつつぶれかわからないから、転職した方がいいんじゃないか?」
「お父さんみたいに、もっと歴史のある安定した会社に勤めたほうがいいんじゃないのか」
C子さんの父親は昔から彼女に厳しく、C子さんのやることに反対することの多い人でした。
C子さんはそんな父親に反発しながらも、心の中で「やっぱりお父さんの言うとおり、やめた方がいいのかも・・・」という気持ちが強くなって、会社を辞めたくなっていたのです。
このことに気づいたC子さんは一人暮らしをすることにしました。
するとその後、会社を辞めたいという悩みはなくなり、今ではのびのびと仕事をしています。
一件落着、めでたし、めでたし~。
何か問題を考えていると、同じことばかり、ぐるぐる回ってしまい、時間を無駄にしまいがちです。
紙に書くことはこの「堂々巡り」を解消する効果があるのです。
紙に書く内容は自由です。
大切なのは書きながら「いろいろな角度から問題についてみてみる」ことです。
そして、「今、自分にできること」を導き出すことです。
☆彡今日の一言
❶悩み・問題を「見えるか化・可視化」し、整理するために紙に書くこと
➋「今、自分にできること」を導き出すこと
❸悩みをなくすためには「行動」せよ!
人生は一度だけ、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は植西聡著「悩みが消えてなくなる60の方法」より一部抜粋&加筆
★植西聡
植西 聰(うえにし あきら、1947年-)は、東京都出身の日本の著述家、産業カウンセラー、心理カウンセラー。
自己啓発に関する著書を多数発表している。
◆略歴
学習院大学卒業後、資生堂に勤務。
独立後、人生論の研究に従事。
独自の『成心学』理論を確立し、人々を明るく元気づける著述を開始。
1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定)を取得。
◆著書(ベストセラー本)
『折れない心をつくるたった1つの習慣』(青春出版)
『平常心のコツ』(自由国民社)
『「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房・王様文庫)
『話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる』(三笠書房・王様文庫)
『マーフィーの恋愛成功法則』(扶桑社文庫)
『ヘタな人生論よりイソップ物語』(河出書房新社)
『カチンときたときのとっさの対処術』(ベストセラーズ・ワニ文庫)
『運がよくなる100の法則』(集英社・be文庫)
『運命の人は存在する』(サンマーク出版)