世の中に悩みのない人なんているの?
☆彡幸せへのパスパート
☆彡世の中に悩みのない人なんているの?
世の中に悩んでいる人は本当に多くいます。
でもね~、世の中をよくよく見渡してみると、そうでもない人も案外いるものです。
「おかげさまで、毎日楽しくやらせていただいています。」と言ってニコニコしている人や「一寸、臨時収入が入ったもので今日は奢りますよ」と言って時々おいしいものをご馳走してくれる人などは、そんなに珍しくはありませんね。
雑誌やテレビを見ても「私悩みがないんです」と元気に話している人を見かけます。
つまり、世の中には悩みだらけで、毎日を苦しみながら生きている人もいる一方で、毎日が楽しくて充実している人も、意外と多くいるということです。
そういうと、
「その人たちは恵まれた環境にいるんでしょう。だから、悩みがないんですよ」という人がいます。
「あの人はいいなあ、いつものんきで平和な顔してさ。専業主婦だから、気楽なんだろうね」とか、「お金持ちはいいなあ、こっちは給料が上がらずヒイヒイ言っているのに、一流企業に就職できてれば、こんな苦労はしなかったのに・・・」
「あの人が幸せそうなのは、苦労の少ない境遇にあるからでしょう。私だって、あんな人の立場になれば、きっと悩みなんかなくなりますよ」そんな風に考える人もいることでしょう。
でもね~、悩みってそんな風にその人の置かれた環境によって生まれたり、消えたりするものなのでしょうか?
この考え方でいけば、
『主婦は気楽で会社員はそうではない。
大企業に勤めている人は幸せで、零細企業に勤めている人は不幸、』というルールが成り立ちます。
しかし、「私には悩みがありません」という人たちが皆、お金持ちで健康で何不自由なく暮らしているかというとそうでもないのです。
たとえばヘレン・ケラーは晩年、講演活動をしていて、「私はとても幸せだ」ということをよく言っていたそうです。
ヘレン・ケラーは目が見えず、耳も聞こえないし、会話もスムーズにはできないというとてつもないハンディキャップを持っていた人です。
人生の中では、悩みも苦労も人一倍あったはずです。
それでも晩年は「幸せ」と感じていたというのです。
またフランスのナポレオン皇帝は死ぬ間際に「私の人生で気が休まる日は一日もなかった」といったといわれています。
ナポレオン皇帝は健康にも恵まれ、「吾輩の辞書には不可能はない」と言ってやりたい放題の人生を送った人です。
それなのに毎日が悩みの連続だったというのです。
これは、悩みの大きさや、幸せの感じ方というのは、どういう環境にあるかが問題なのではなく、その人の感じ方が決めるということを示しているのではないでしょうか?
☆彡今日の一言
❶幸せはなるものではなく感じるものである。
➋幸せは「感謝すること」(今あることに感謝する)から始まる。
❸おかれた場所で咲きなさい
❹ここに幸あり。
人生は一度だけ、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は植西聡著「悩みが消えてなくなる60の方法」より一部抜粋&加筆
★植西聡
植西 聰(うえにし あきら、1947年-)は、東京都出身の日本の著述家、産業カウンセラー、心理カウンセラー。
自己啓発に関する著書を多数発表している。
◆略歴
学習院大学卒業後、資生堂に勤務。
独立後、人生論の研究に従事。
独自の『成心学』理論を確立し、人々を明るく元気づける著述を開始。
1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定)を取得。
◆著書(ベストセラー本)
『折れない心をつくるたった1つの習慣』(青春出版)
『平常心のコツ』(自由国民社)
『「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房・王様文庫)
『話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる』(三笠書房・王様文庫)
『マーフィーの恋愛成功法則』(扶桑社文庫)
『ヘタな人生論よりイソップ物語』(河出書房新社)
『カチンときたときのとっさの対処術』(ベストセラーズ・ワニ文庫)
『運がよくなる100の法則』(集英社・be文庫)
『運命の人は存在する』(サンマーク出版)