泣きたいときには泣け! 涙は明日に向かえる「幸せのしずく」なのだ!
☆彡泣きたいときには泣け!
✱涙は明日に向かえる幸せのしずく
皆さんは「泣いて、気持ちがすっきりした」という経験はありませんか?
涙は水分にほんの少し、塩分が混じっているだけですが、その中には「ストレス物質が溶け込んでいる」ような気がします。
涙が流れるのは副交感神経の働きなのです。
副交感神経はリラックスの神経ですから、感動するドラマや映画を見て、泣いている時、その人はリラックスして党錐状体、快さの極致にいるはずです。
泣いている自分が嬉しいということもあります。自分も感動して、涙を流せる人間なんだ。そう思った時に安心するという心理ですね。
とにかく、鳴くことは良いことばかりなんです。
それなのに女性に比べて男性は泣かない。男は泣かないものだという価値観が残っているのでしょうか。
泣きそうになっても、涙をこらえてしまう。
どうして男は泣けないのだろうか。小さいころから「男は人前で涙を見せるものではない」と教わってせいでしょうか?
考えてしまいます。
でもね~、泣いたらいけない理由なんて何もないと思いませんか?
医師で作家のなだいなださんがエッセイに書いていました。
「あの日、皆が泣いた。(略)そして、此の泣きのおかげで、日本人はうつ病になるのを免れたのではないかと思う」・・・。
「泣くまいと思うからうつ病になるのだ」・・・。そんなフロイトの説を受けた文脈でしたが、本当にそうかもしれません。
泣くのをこらえる、余計にストレスがたまる。心にも体にも悪影響を与える。
男性が女性より短命なのは泣かないせいも大きいでしょう。
家族のこと、仕事のこと、体の調子が良くないこと、男性にだって辛いことはたくさんあります。
男はつらいね。
今日も涙の陽が落ちる♪~
辛さを我慢してできる「ストレス」は涙で流してしまいましょう。
映画やドラマを見て泣いたっていいんです。泣いてすっきりしましょう。
涙は「明日に向かえる幸せのしずく」なのですから・・・。
☆彡今日の一言
❶泣きたいときには泣け♪~(「ストレス」は涙で流してしまいましょう。)
➋涙は「明日に向かえる幸せのしずく」なのだ。
❸感動の涙は一粒0.2㏄。涙として出る量は一日当たり、平均1㏄と言われていますから、感動の一粒は大きいですね。
ほほにかかる涙
人生は一度だけ、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は近藤勝重著「幸せの雑学」より一部抜粋&加筆
★近藤勝重(こんどう かつしげ、1945年 - )は毎日新聞東京本社・客員編集委員、コラムニスト。
愛媛県新居浜市出身。早稲田大学政治経済学部卒業後に入社した地元・愛媛県の南海放送で記者を務めた後に、1969年に毎日新聞へ入社した。
毎日新聞大阪本社社会部への配属後は、警察担当記者を10年ほど務めた後に、遊軍記者として1980年代に関西で頻発した大事件(グリコ・森永事件や豊田商事事件など)を取材。また、関西の芸能・文化に対する造詣が深い。
著書に「大阪スペクタクル」(三省堂)「やすし・きよしの長い夏 ― 大阪狂騒曲」(新潮社)「笑売繁盛 ― よしもと王国」(毎日新聞社)「大感動」「となりのハハハ」など多数あり。