ハッピーライフ専科

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行動が心を作る! アズイフ(ASIF=の様に)の法則とは?

☆彡体が心を作る

近年の医療では「人間は笑うと免疫力が高まる」ことがわかっています。

患者さんの治療のために、寄席を開いて落語を聞かせる病院もあるそうです。

この時、本当に笑っていなくても、笑い顔を浮かべるだけでも効果があるといわれています。

それだけ、人間の表情と感情、そして身体は強く結びついているのです。

 体が心に影響を与えるのはなにも「笑顔」を作ったときだけではありません。

 カリフォルニア大学の心理学者ポール・エクマンは怒りの表情を作ったときは、怒っているような生理反応が表れ、悲しい表情を作ったときは悲しい時の生理反応が表れることを発見しました。

 実験の結果、ニコニコ顔で幸せな表情を浮かべれば、幸せな記憶を思い出したときのように、「心拍数が低下し、皮膚温度が上昇しました。」

 逆に眉を八の字、顔をしかめて恐怖の表情を浮かべると、恐怖体験を思いだした時の様に心拍数が増加して、皮膚体温が低下しました。

この結果が表情豊かな西洋文化の中でのみ育まれた現象ではなく、人類全般に共通することをポール・エクマンは世界各地で実験を行って確かめました。

その結果、表情から感情が生まれることは、人間の持つ生物学的基盤であることが判明したのです。

✱表情が脳の働きを変える
ポール・エクマンの実験結果は、感情を体験しているかのようにふるまって表情を作ると、「気分が変わるだけでなく、現実の肉体にも直接的な影響が与えられる」ことを証明しました。

この作用は現在「アズイフ(ASIF=の様に)の法則」として知られています。

 怒った顔をすると生理的に腹が立った時と同じ状態になり、悲しい表情をすれば、生理学的に悲しい時と同じ状態になるのです。

つまり、笑顔が免疫力を高めるのも生理学的に幸福を感じている時と同じ状態になったためと考えられるのです。

 さらに、最新の脳科学では、表情を作ることによって、生理反応だけでなく、脳の活動も変わることが判明しました。

 

※アズイフ(ASIF=の様に)の法則とは19世紀後半の心理学者ウィリアム・ジェームズは「人は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい。」といった具合に行動が心を作ると提唱した。

「毎日数秒ずつ笑う」ことをすると人の幸福度が増加したという実験結果があります。


☆彡今日の一言
①行動が心を作る。(幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになる)

②人間は笑うと免疫力が高まる。(笑う門には福来る)

③怒った顔をするとなんにでも腹が立つ。

 

 

人生は一度だけ、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~

 

Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。

 

以上は植木理恵著「幸運を引き寄せる行動心理学入門」より一部抜粋&加筆


植木理恵
植木 理恵(うえき りえ、1975年(昭和50年) - )は、日本の心理学者。慶應義塾大学理工学部非常勤講師。
大分県大分市出身。大分県立大分上野丘高等学校お茶の水女子大学生活科学部卒業。東京大学大学院教育学研究科修了。

◆受賞歴
2000年 - 城戸奨励賞(日本教育心理学会)
2005年 - 優秀論文賞(日本教育心理学会)

研究分野 臨床心理学 教育心理学
研究機関 慶應義塾大学
出身校
お茶の水女子大学生活科学部人間生活学科卒業
東京大学大学院教育学研究科修了
東京大学大学院教育心理学コース後期博士課程中退

経歴
大分県大分市出身。大分県立大分上野丘高等学校卒業・お茶の水女子大学生活科学部人間生活学科(発達臨床心理学講座)卒業。東京大学大学院教育学研究科教育心理学コース博士課程を2003年に単位取得退学。2004年から2007年にかけて文部科学省特別研究員を務める。
日本教育心理学会に2000年に城戸奨励賞・2005年に優秀論文賞を授与される。現在は都内の総合病院のカウンセラーおよび慶應義塾大学理工学部非常勤講師を務めている。
「一般人と結婚した」と共演者・門倉貴史に述べるシーンが2014年1月1日放送ホンマでっか!?TVスペシャルにて放映され明石家さんまら共演者に盛大に祝福される。しかし「離婚した」と2015年11月18日放送ホンマでっか!?TVにて発言。
著書
『出会いをドラマに変える2分の法則 - 第一印象の心理学』(東洋経済新報社、2006年、「好かれる技術 - 心理学が教える2分の法則」新潮文庫
『困ったオンナを黙らせる技術』(サンマーク出版、2007年) 
『シロクマのことだけは考えるな! 人生が急にオモシロくなる心理術』(マガジンハウス、2008年、のち新潮文庫
『人を見る目がない人 なぜ人は人を見誤るのか?』(講談社、2008年、「たった三回会うだけでその人の本質がわかる〜脳機能と心理学」講談社+α文庫)
『ネガティブな自分をゆるす本 ポジティブ・シンキングのとらわれをはずそう!』(大和出版、2008年) 
『婚活の傾向と対策 恋愛心理の読解力が身につく演習問題50』(グラフ社、2009年)
『小学生が『うつ』で自殺している〜臨床現場からの緊急報告〜』(扶桑社新書、2009年)
『本当にわかる心理学 フシギなくらい見えてくる!』(日本実業出版社、2010年) 
『『ココロのため息』がスーッとなくなる本 - 元気が出てくるメンタル・ギブの法則』(大和出版、2010年) 
『ウツになりたいという病』(集英社新書、2010年)
『他人の心がカンタンにわかる!:植木理恵の行動心理学入門』(宝島社〈別冊宝島〉、2011年) のち(〈宝島SUGOI文庫〉、2012年)
『男ゴコロ・女ゴコロの謎を解く!:恋愛心理学』(青春出版社、2011年)
『人の心がまるごとわかる心理学〜なぜ人は買占めに走るのか?〜』(中経の文庫、2011年) 
『脳は平気で嘘をつく:『嘘』と『誤解』の心理学入門』(角川書店〈角川ワンテーマ21〉、2011年) 
『つい「凹んでしまう」から抜け出す本 すぐに効く「植木式セラピー」』(大和出版、2012年) 
『ビジュアル図解心理学 ゼロからわかる!』(KADOKAWA、2013年)
植木理恵の人間関係がすっきりする行動心理学』(宝島社、2016年)
『「やる気」を育てる!』(日本実業出版社、2018年)
『賢い子になる子育ての心理学』(ダイヤモンド社、2019年)

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