目標はハードルを下げ、小さくし、必ずやり遂げよう! その積み重ねが自信を生む。
☆彡自分を変える方法
☆小さな目標を立て、必ずやり遂げよう
ある男性からモチベーションについて相談がありました。
「私の問題は、すべて中途半端で終わらせてしまうことなんです。いろいろ挑戦してみるのですが、最後までやり切ったことがないんです。すぐに次のプロジェクトに手を出してしまうんです。」
彼は「自分は中途半端な人間で、最後まで完成させる根性がない」と自分を評価していた。
そんな自分を変える"魔法の一言"を私(スティーヴ・チャンドラー)に求めていた。
これまでの自己評価をきれいに消して、自分を変えてくれる言葉を彼は求めていた。
「何かいいアドバイスがあれば、それで解決すると思いますか?」と私は彼に質問した。
「パソコンの使い方を覚えるときはどうでしょう。たくさんいいアドバイスをもらえば、パソコンは使えるようになりますか?」
アドバスだけでは、パソコンを使えるようにはならない。それは彼も認めました。
「自己評価を変えるには、自分を変えるしかないのです。」
人の脳は真実を信じます。
だから自分はやり遂げられる人物だと信じたいのなら、実際に最後までやり遂げなければならない。
実績を積み重ねるしかないのです。
彼は私のアドバイスを受け入れ、熱心に実行した。
まず新しいノートを買い、最初のページの一番上に「私がやり遂げたこと」と書いた。
そして、毎日、小さな目標を作り、それをきちんとやり遂げて、ノートを埋めていった。
それまでの彼は、家の玄関前を掃除していても、電話が鳴ったら途中で放り出していた。
しかし、今は、電話がかかってきても、掃除を中途半端にせず、最後まできちんと終わらせ、終わったらノートに記録する。
やり遂げたことのリストがながくなればなるほど、彼の自信は大きくなり、自分は最後までやり遂げる人物だという思いが強くなっていった。
証拠が欲しければ、彼にはノートがある。
口で、「私は最後までやり遂げることができる」と唱えるだけでは、ここまでの自信を手に入れることはできなかった。
一晩中、自分に向かって、「あなたは最後までやれる人だ」と語り掛けたところで、自分の右脳は本当のことを知っている。
いくら甘い言葉をささやいても、そのたびに「いいや、違うよ」と返してくる。
自分が自分についてどう思っているか?そんなことを心配するのはもうやめてしまおう。
何かが「できる」と思いたいなら「出来た」という実績を積み重ねることだ。
まずは小さな目標を遂行する。
実績は「次もできる」ということを証明してくれるのだ。
☆彡今日の一言・・・自分を変える方法
①目標はハードルを下げ小さく設定し(コツ)、必ずやり遂げる。(マイクロ目標化)
②見える化(可視化)する。(ノートに記録)
③達成感を味わうべし
一度だけの人生、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上はスティーヴ・チャンドラー著「自分を変える89の方法」より一部抜粋&加筆
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 宗教・倫理 > 倫理学
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★スティーヴ・チャンドラーのプロフィール
アメリカの自己啓発作家、経営コンサルタント、講演家。30社を超えるフォーチュン500企業、大学など多くの顧客を持ち、ビジネスコーチやセミナー講師を務める。
米国ミシガン州生まれ、アリゾナ州立大卒。
卒業後新聞社のスポーツ記者、広告代理店のコピーライター、人材開発会社のマーケティング部長などを経て、独立。現在、企業や個人を対象にした自己啓発の講演家としてアメリカで人気を博する。夫人との間に一男二女。アリゾナ州在住。
著作に『なりたかった自分になるのに遅すぎることはない』『あなたが自分についている17のうそ』(以上、ディスカヴァー21)がある。
本書は「人前で話すことを仕事にする」という夢を実現した体験的方法が書かれている。1996年に発売され、全米で話題となった。その後世界20言語25ヶ国で翻訳され、ロングセラーを続けている。