ハッピーライフ専科

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「恩送り」で感謝の気持ちをリレーすると社会に正の連鎖が起きる!

☆「恩送り」で感謝の気持ちをリレーしよう
 
 事あるごとに自分を励ましてくれた先生、部活でピンチを救ってくれた先輩、仕事を教えてくれた上司・・・。

 あなたにも「いつか恩返しをしたい」と思う人はいるのではないでしょうか。

 私(金澤悦子)に取っては、小学校の担任だった先生がその人です。

卒業のはなむけに、ある外国の詩人が詠んだ詩を送ってくださいました。
 
 卒業してからも年賀状のやり取りは続いていましたが、卒業三十年目のお正月、先生が近いされたとの知らせが届きました。

 

 これでもう直に先生に恩返しすることはできなくなりました。

 でもね~、ひとつだけ、今でも先生に恩返しできる方法があるんです。

 それは「恩送り」という方法です。

 

これを知ったのは、幼児教室を経営する女性から、独立した時のエピソードを聞いたときのことです。

理想の幼児教育を求めて幼稚園の先生になったものの、なかなか思い通りの教育が実現できずにもがいていたといいます。

 そんな時、彼女の思いと能力にほれ込んだ数組の保護者が出資をして下さり、独立することになったのです。

 その保護者から掛けられた言葉がこの言葉でした。

 「私たちに恩返ししたいと思うなら、それをほかの人にやってあげてね」

 いただいた善意を別の人に渡し、社会に還元する。

 恩を受けたら、ほかの人にも同じようにする。その人がまた別の人を幸せにする。これが繰り返され、幸せの波が社会に広がっていけば、それがお世話になった人への何よりの恩返しになると確信しました。

 ちなみに、彼女の教室は一切宣伝をしません。それなのに、毎年新しい子供たちがたくさん入園してくるのは、彼女が子供や保護者に渡した「感謝のリレー」が大きな幸せのうねりとなって、彼女のところに戻ってきているからだと私(金澤悦子)は思っています。

 目指すは「世のため人の為」です。

 私たちはつい、「自分一人で大きくなった」なんて、思いがちですがとんでもない。

 多くの人たちの支えがなければ生きていけません。

 

 私(管理人)は東日本大震災の被災者ですが、その時には海外の方たちからもたくさんの支援をいただきました。

 水道が断水した時にはわざわざ神戸から車に乗って宮城まで給水してくれました。

 その時に私が「ありがとうございます。助かります」と言ったところ『お礼はいりません。私も「阪神・淡路大震災」の時に宮城の人にお世話になりました。せめてものお礼です。今度はあなたが困っている人がいたら助けてあげてください。』といわれたのです。

 

その後「熊本地震」が起きました。私は熊本まではいけませんでしたので、義援金や熊本の農産物やくまモングッズをわずかながら買わせていただきました。これも恩送りのの一つと思っています。

 

 このように、私たちを陰で支える人たちを禅では「おかげさま」と呼ぶのだそうです。

 そう考えると「おかげさま」は無限大ですね。その一人一人に恩返しするのは難しそうです。

 だからこそまず意識するのは「恩送り」です。

 

 「人脈」というとついまだ見ぬ遠い存在との関係構築を考えがちですが、まず私たちが感謝し、大切にすべき人は、半径三メートル以内にいます。

 

 「おかげさま」の存在に気付き、感謝をリレーしていきましょう♪~

 

☆彡今日の一言
①感謝のココロを持って生きる

②「おかげさま」で生きる。

 

一度っきりの人生、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~

 

Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。


以上は金澤悦子著「愛されて仕事がうまくいく女になる43のヒント」より一部抜粋&加筆

 

★恩送り
恩送り(おんおくり)とは、誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送ること。

「恩」とは、めぐみ、いつくしみのことである。
誰かから受けた恩を、自分は別の人に送る。そしてその送られた人がさらに別の人に渡す。そうして「恩」が世の中をぐるぐる回ってゆくということ。
「恩送り」では、親切をしてくれた当人へ親切を返そうにも適切な方法が無い場合に第三者へと恩を「送る」。恩を返す相手が限定されず、比較的短い期間で善意を具体化することができるとしている。

社会に正の連鎖が起きる。

 

近年、英語圏では「恩送り」に相当する概念が、Pay it forward(ペイ・イット・フォーワード)の表現で再認識されるようになった。
Pay it forward or paying it forward refers to repaying the good deeds one has received by doing good things for other unrelated people.
この"Pay it forward"をテーマに小説『 ペイ・フォワード 可能の王国』が書かれ、この本のアイディアをもとにペイ・イット・フォーワード財団が設立された。この財団は学校の生徒、親、教師に、このPay it forwardの考え方を広める活動をしている。

ペイ・フォワード 可能の王国』という映画も作られました。

 

ペイ・フォワード [DVD]


金澤悦子 プロフィール

株式会社はぴきゃり 代表取締役
はぴきゃりアカデミー 代表
i-colorエグゼクティブトレーナー

i-colorオリーブ。1991年、株式会社リクルート(現株式会社リクルートホールディングス)に入社。営業に従事し、新人MVP賞を受賞。

1994年、株式会社キャリアデザインセンターに創業メンバーとして参画。広告営業で同社初、売り上げ1億円を達成。広告営業局局次長、広報室室長を歴任するも、仕事との距離感がつかめずに心と体を痛めてしまう。この体験をきっかけに、「幸せに働くってどういうこと?」という問いへの答えを求め、2001年、日本初の総合職女性のためのキャリア転職マガジン「ワーキングウーマンタイプ(現ウーマンタイプ)」を創刊、編集長に就任。編集長時代、5000人以上の女性を取材。ハッピーキャリアを見つけるための4つのステップを体系化する。

2005年に独立し、有限会社フォーウーマン(現株式会社はぴきゃり)を設立。2011年、はぴきゃりアカデミー開講。「恋する仕事への4つのステップ」&「統計心理学i-color」を使ったオリジナルメソッドにより、年間300人以上の女性たちを「ココロとサイフが満たされる仕事発見」へと導いている。

40歳で第一子を出産。休みの日は趣味のサンバを楽しむ。

著書に
「ハッピーキャリアのつくりかた」「愛されて仕事がうまくいく女になる43のヒント」「図解 自分をアップデートする 仕事のコツ大全」等がある。

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