ハッピーライフ専科

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『他人の長所に目を向けると人間関係がうまくいく!』ブレット・ブルーメンソール著「毎日の暮らしが輝く52の習慣」より

☆彡美しいココロで人生に向き合う


☆『他人の長所に目を向けよう♪~』

個人的な攻撃を受けた、あるいは犯罪のニュースを見すぎた、または大衆紙のスキャンダル記事を読みすぎたなど、他人の意図に疑念を抱く場合にはそれなりの理由があります。

 

 残念なことに、こうした考えをしていると、他人を見る目だけでなく、「自分の幸せや自分を見る目」まで変えてしまいます。

 

 難しく思えても、他人の良い点を見つけることは、よい結果につながります。

 

他の人の長所を見つければ見つけるほど、それだけ自分の長所を見つけられるようになるからです。

 

 そうすれば、自尊心や自信が高まり、やがては成功や幸せにつながります。

 

 私たちは仲間のことを否定的に考えがちです。これは「ネガティビティ・バイアス」と呼ばれるもので、私たちの目を肯定的なものよりも、否定的な経験や考え、情報に向けてしまいます。

 

「ネガティビティ・バイアス」のせいで、他人の良い点よりも悪い点に目が行ってしまい、最悪の事態を予想し、相手の良いところ認めるよりも変わったところにいら立ってしまいます。

 

 一方、自分については、よいところや最も素晴らしい特質、最大の可能性を評価してほしいと願います。


 また批判的になり、周りの人にいら立ってばかりいると、他人への信頼が揺らぎ、寛容さや素直さを失い、全体的に肯定的な気持ちが弱まり、その結果、他人に否定的なメッセージを送り、よいところがない人だという印象を与えます。

 

 ところが、皮肉なことに、私たちは他人には自分の間違いやつまづき、失敗を見逃してほしいと思うのです。

 

 本来、人はどのように扱われるかによってその行動を変えます。

 

 最悪のことを期待すると、相手はその期待に応えようとするのです。

 

肯定的に考えれば、相手はもっと肯定的にふるまおうとします。

 

「ネガティビティ・バイアス」を打ち破り他人の良い点を見ることができるようになると、驚くような結果が得られます。

 

 信頼や尊敬、安心感など、肯定的な感情を受け取った相手は、私たちにも同じ気持ちを抱き、好意的な目で見てくれるようになります。

 

 双方がもっと肯定的になれば、お互いの最高の力を引き出すことになるでしょう。

 

☆彡新しい自分になるために今すぐできること

 

①柔らかな心で受け入れてみて
時間をかけて相手のことを知り、その能力や長所に目を向けましょう。
気持ちを広く持ち、柔らかな心で人を受け入れるようにしましょう。新しい人間関係を受け入れ、困った人に手を差し伸べ、褒めてあげましょう。
ポジティブな言葉で語りかけましょう。


②一般化で人を傷つけているかも
一般論というのは不確かで、人を傷つけることもあります。それぞれが違う人間で個性や長所を必ず持っていることを忘れないようにしましょう。
自分の良くない時のことを忘れてほしいと思うように、相手の良くない時ののことも水に流して忘れることが大切です。

自分にしてほしいと思うことを他人にもすることです。(黄金律)

「水に流して、まっ、いいか」という気持ちを持とう。


③相手にも完璧を求めない
大きな期待は、その人の行いに良い影響を及ぼしますが、あまりにも高いレベルを期待し、完璧を求めてしまうと裏目に出ることもあります。ほどほどに。


④善意に解釈してみたら
偏見は持たずに、相手の良い点を探し、相手の行動が善意から出たものだと解釈しましょう。
ポジティブ思考。


⑤あなた自身のよい点を見つけよう♪~
相手の良い点を見出すのが難しいと感じるのは、あなた自身のよい点を見出すのが苦手だからです。

原因を考えてみましよう。それは本当にあなたの声ですか?

 

※番外編(管理人的手法) 許すということ
『相手を「許す」ことをマスターしましょう。どうしても許せないなら、許せない自分を赦してあげましょう。』


※今日の一言
「その人のあるべき姿を見て、接するうちに、あるべき姿になっていくだろう。」
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(ドイツの詩人、劇作家)

 

★【negativity bias:ネガティビティ・バイアス】とは
良い評価よりも悪い評価の方が強力という事。
たとえ良い評判・反応が大多数としても、ほんの少しの悪い評判の方が大きなエネルギーとして影響されるという心理性質。
ネガティビティバイアスは、リスク回避のために、生物が進化の過程で身につけたものといわれている。生物が生き抜くためには、目の前のリスクやトラブルに注意を向けることが重要だからである。
危険や害となるものに注意を払い、しっかりと記憶に留め、それらを避けることを促すことがネガティビティ・バイアスの目的だからです。

「100の賛辞より、一の批判が気になる」という心理。

良好なポジティビティ比率は「ポジティブ>ネガティブ」で、要はポジティブが51%以上になるように心がけましょう。

 


Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。


以上は ブレット・ブルーメンソール著「毎日の暮らしが輝く52の習慣」より一部抜粋&加筆 手嶋由美子&ディスカバー訳

 ※黄金律

黄金律(おうごんりつ、英: Golden Rule)は、多くの宗教、道徳や哲学で見出される「他人から自分にしてもらいたいと思うような行為を人に対してせよ」という内容の倫理学的言明である。

イエス・キリスト
人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい(『マタイによる福音書』7章12節,『ルカによる福音書』6章31節)
仏陀
自業自得果(『正法念処経』)
孔子
己の欲せざるところ、他に施すことなかれ(『論語』巻第八衛霊公第十五 二十四)
ユダヤ教
あなたにとって好ましくないことをあなたの隣人に対してするな。(ダビデの末裔を称したファリサイ派のラビ、ヒルレルの言葉)、自分が嫌なことは、ほかのだれにもしてはならない(『トビト記』4章15節)
ヒンドゥー教
人が他人からしてもらいたくないと思ういかなることも他人にしてはいけない(『マハーバーラタ』5:15:17)
イスラム
自分が人から危害を受けたくなければ、誰にも危害を加えないことである。(ムハンマドの遺言)


 

 原題は"52 small changes for the mind"です。


52 easy changes for the mind

 

★ブレット・ブルーメンソール(Brett Blumenthal) のプロフィール
自己啓発書のベストセラー作家。
健康や幸福などを手に入れるにはどうすべきかをテーマにハフィントンポストやヤフーといった人気サイトに登場。ニューヨーク・タイムズウォール・ストリート・ジャーナルなどの媒体で取り上げられる。
NBC FOX CBS等のテレビ番組に出演している。
コーネル大で学士号、コーネル大ジョンソンでMBAを取得、WELCOA(米国ウェルネス・カウンシル)とAFAA(米国エアロビクス&フィットネス協会)の認定取得

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