偶然の「ハッピーギフト」を受け取る魔法とは? さとうめぐみ著「たった1行ですべてが叶う手帳の魔法」 より
☆彡手帳を上手に使うと偶然のハッピーがどんどん増える。
◆偶然のハッピーを受け取る魔法
最近なんだかいいことがない。基本的に、自分はツイてない気がする。
こんな風に思っている人にこそ、試してほしいのがこの第2の魔法です。
前の項でハッピーマイレージとして「豊かさのギフト」についてお話ししましたが、
2番目のハッピーマイレージは「ハッピーギフト」です。
「豊かさのギフト」がモノやお金など目に見える物質的な豊かさだとすれば、
「ハッピーギフト」は偶然もたらされた目に見えない精神的な幸せをさします。
♡間に合わないと思っていたバスが、たまたま少し遅れていて乗ることができた。
♡古い資料の整理をしていたら、通りかかった先輩が手伝ってくれた。
♡カッコイイ同僚の男性と、帰りにエレベーターで一緒になった… 等でいいのです。
簡単ですね。
「豊かさのギフト」は〇印でしたが、「ハッピーギフト」はあなたのハートが受け取った出来事なので♡印を頭に着けて、これも1行で手帳にかいておきます。
書き方は
♡バスに偶然間に合った。
こんな短さでOKです。
人は予期せず嬉しい出来事が起こると、誰もが一瞬は「嬉しい!ハッピー」
と思うものですが、その嬉しさはすぐに忘れてしまいがちです。
逆に、うれしくない出来事ばかりを記憶に刻んで
「自分はツイてない」と思い込んでしまうものです。
そこで、こうして一瞬のうれしさを手帳に書く習慣を身に着けることで
「運がよくない、ツイてない」のは思い込みだったと
自然と気づけるようになることでしょう。
これでマトリョーシカの第2の殻が外れました。
予期しない嬉しい出来事は、毎日のように、あなたにもたらされているのです♪~
さらに、自分が偶然の「ハッピーギフト」を受け取っていることに気づき始めると、
心に余裕が生まれます。
今までは自分のことで精一杯だったのが、
不思議と誰かに幸せのおすそ分けをしたくなるのです。
幸せは満ち足りると自然にあふれだすものなのです。
無理に誰かを幸せにしよう、などと気負わなくても、
あなたが幸せを実感するだけで、自然と周りにも幸せが広がり始めるのです。
あなたが誰かに目には見えない「ハッピーギフト」を渡せたと思えたときは「♡マークを緑で塗りつぶし緑の❤印」と書いておくようにしましょう。
❤電車で席を譲った。
自分が受け取った偶然のハッピーと、逆に自分がふと思いつきで誰かに渡した偶然のハッピー、お金や物のように目に見えないものでも、こうやって手紙に書くことで目に「見える」ようになります。
目に見えるようにしておくことで、あなたは「ハッピーギフト」探し名人になり、また「ハッピーギフト」の素敵な配達人になることでしょう。
あなたが「ツイていない」という思い込みを外すことは、あなたが幸せになるだけでなく、周りもみんな幸せになる第一歩なのです。
☆彡キーポイントは
「豊かさのギフト(目に見えるもの)」、「ハッピーギフト(目に見えないもの)」をそれぞれ、記憶にとどめておくだけではなく、
手帳にかくことによって「見えるか化・可視化」にして、
再び認識・確認できるようにしておくこと。
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は さとうめぐみ著 「たった1行ですべてが叶う手帳の魔法」
より一部抜粋&加筆
★さとうめぐみのプロフィールProfile
手帳セラピスト さとうめぐみ Sato Megumi
1973年山形県生まれ。昭和女子大大学院博士後期課程(日本文学) 修了。手帳を用い、時間を有効に使って夢や願いを叶える方法「手帳セラピー」を考案。
手帳セラピストとして、手帳やノートを使った自己実現やセルフセラピーの方法をレクチャーしている。
また、アンティーク着物のコーディネートを提案するキモノコンシェルジュとしても活動中。
手帳という身近なツールを使って、暦に親しみ、自然と時間に調和していくことで「シンクロニシティ(意味ある偶然)」を呼び寄せ、自分との幸せな調和をはかる新しい手帳術、「手帳セラピー」を広める活動を行っている。
この手帳セラピーは、『週刊女性』『PHP 誌増刊号』『日経ビジネスアソシエ』『日経ウーマン』他さまざまな媒体にて取り上げられている。
現在、東急セミナーBE 渋谷での講座ほか、随時ワークショップを開催。
近著に『幸せおとりよせノートの作り方』(廣済堂出版)、『就活生のための手帳&ノートの書き方』(一ツ橋書店)、『一度書けば一生叶う 人生の扉を開く「完了形」手帳術』(東邦出版)など。
さとうめぐみのかんたん手帳セラピー#11
●手帳セラピーとは
手帳セラピーは手帳というツールを使って、書くことで自分自身に出会い、行動を起こす力を引き出すセルフセラピーです。
「時間の入れ物」である手帳に、4色のペンでスケジュールと気持ちの「見える化」をはかり、夢色のペンで「夢への行動」を習慣化 。
「理想の未来」を的確な言葉で思い描き、年→月→週→日の行動として手帳に落とし込みます。目に見えない「時間」「予定」「気持ち」「偶然」が手帳の上で「見える化」されると、やるべきことや「自分の進む道」がはっきりと見えてきます。すると手帳に書いた通り、あるいは書いた以上の幸運を受け取っていることに気付くはずです。