住んでいる場所に感謝して、「国ほめ」をすると「土地神様」からサプライズがあるかも… 田宮陽子著「あなたの運は絶対よくなる」より
☆彡住んでいる場所に感謝して、「国ほめ」を始めよう!
私は前から「ある街」に憧れていて「そこに住みたいなあ~」とずっと思っていました。
その街の物件をいろいろ探したのですが、なかなか条件に合うものが出てきません。
「ああ、なんで見つからないんだろう…」とイライラしていた時に、こんな言葉がふと胸に浮かびました。
「今住んでいるところに感謝せよ。今も十分に恵まれていることを思い出しなさい」。
そういえば、私が住んでいるところも都市開発が進んでいて、住みやすくなり、今だって、「恵まれたところ」に住んでいるのです。
なんだかハッとさせられました。
成功者や「運のいい人」がやっている習慣の一つに「国ほめ」というものがあります。
はるか昔からある習慣で、その国の役人に任命された役人が一番最初にやった仕事(神事)でもあります。
具体的には、その国の「いいところ」をほめたたえるというものです。
その国のいいところをできる限り見つけて、その国をほめたたえる歌なんかも作っていたそうです。
「社歌」や「校歌」にあたるもので「こんな素敵なところに住んでいる私たちはなんと幸せ者なんでしょう」という歌を作っていたようです。
「国をほめたたえる行為」こそが、その国の神様を喜ばせ、ひいては神様にサポートしてもらえたり、守ってもらえるようになる「神事」なのです。
このことを思い出した時、「私、今住んでいるところの『国ほめ』が足りてないな」と感じました。
そして、その日から、一つ、ひとつ「国ほめ」を始めました。
『家の近くに川があるって素晴らしい!川はみているだけで、
「心のオリ」や「うっぷん」をさらさらと流してくれるから!」
「歩いて行ける場所に「無印」と「ユニクロ」があってうれしい。
この二つがあれば、せいかつにひつようなものはほとんどそろうから!」
「家の近くのデニーズは私にとって「私にとって」「政策室」。
ここに行けばご飯も食べられるし、
コーヒーもお替りしながら原稿執筆の仕事も出来る!』…と
そんな感じで家の周りにあるものを一つ一つ褒めてみたところ、
なぜだか心が穏やかに落ち着いて毎日の生活が楽しくなっていったのです。
「国ほめ」というのは「毎日の生活の中に幸せを見つけよう」と
思っている人だからできることなのです。
「そんなのあたりまえ」
「大したものじゃない」
「自分はもっと欲しいものがある」…と
そんな風に自分の周りにあるものを見下したり、
ありがたみを感じなくなるとその土地の神様を悲しませることになります。
当然神様からのサポートも薄れていくことでしょう。
あなたの住んでいるところの「国ほめ」を始めましょう。
きっといいことがあるはずです。
『オードリー・ヘップバーンは次のように提言しています。
美しい唇である為には、美しい言葉を使うこと。
{優しい言葉を紡ぐこと}
For beautiful lips, speak only words of kindness.
美しい瞳である為には、他人の美点を探すこと。
{人々の素晴らしさを見つけること}
For beautiful eyes, look for the good in others.
潜在意識からいっても、この言葉は真理です。
人の醜さではなく、美点を見ることによって、
潜在意識は美しい、プラスの波動だけで満たされていきます。
また、人の美点を見つけようとするには、好奇心も必要ですから、
瞳は生き生きと輝いてきます。
そうして、見つけた美しい言葉、人は褒める言葉や感謝の言葉を口にすると、
それは自分自身も相手も輝かすことになる。
すると、潜在意識の法則によって、
その人の波動はますますよくなり、それが唇にも顕著に表れてくるからです。
しかも、美しい言葉の波動はあなたの表情全体も変えてくれます。
悪い言葉は悪い顔の筋肉を育て、美しい言葉は美しい顔の筋肉を育ててくれます。
ですから、明るく美しい言葉を使うことはフェイシャルトレーニングでもあるのです。
やがて人は身も心も美しく、幸せ・ハッピーになっていくのです。
「国ほめ」は自分自身を幸せにすることでもあるのです。』
『』内のヘップバーンの名言は 井上裕之著 「ずっとそばにいたいと思われる魔法の言葉」より一部抜粋&加筆
◆ポイント
自分の住んでいるところの「いいところ」を見つけて、一つ一つ褒めてみましょう。
「国ほめ」をしていると、「土地の神様」喜んであなたを応援したり、守ってくれることでしょう。
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は田宮陽子著 「あなたの運は絶対よくなる」より一部抜粋&加筆
※おまけの付録 国ほめの歌(万葉集より)
①籠(こ)もよ み籠(こ)持ち 掘串(ふくし)もよ み掘串(ぶくし)持ち この丘に 菜摘(なつ)ます児(こ) 家聞かな 名告(なの)らさね そらみつ 大和(やまと)の国は おしなべて われこそ居(お)れ しきなべて われこそ座(ま)せ われこそは 告(の)らめ 家をも名をも
万葉集巻一(一)
籠(かご)よ 美しい籠を持ち 箆(ヘラ)よ 美しい箆を手に持ち この丘で菜を摘む乙女よ きみはどこの家の娘なの? 名はなんと言うの? この、そらみつ大和の国は、すべて僕が治めているんだよ 僕こそ名乗ろう 家柄も名も
②大和やまとには 群山むらやまあれど
とりよろふ 天あめの香具山かぐやま
登り立ち 国見くにみをすれば
国原くにはらは 煙けぶり立つ立つ
海原うなはらは 鴎かまめ立つ立つ
うまし国そ 蜻蛉島あきつしま 大和の国は
万葉集 2
大和には多くの山があるが
とりわけ立派に装っている
天の香具山の頂上に登り立って国見をすれば
国土には炊事の煙が立つ立つ。
海原にはカモメらが立ち騒ぐ。
すばらしい国だなあ
蜻蛉島 大和の国は。
★田宮陽子のプロフィール
エッセイスト。雑誌・書籍の編集者時代、1000人を超えるさまざまな「成功者」を取材する。
その後、斎藤一人氏の本の編集協力を経て、エッセイストとして独立。
毎日、更新しているブログが反響を呼び、1日平均25万アクセスを集め、アメーバ人気ブログランキング
「占い・スピリチュアル部門」で常に上位を獲得している。
著書に
『お金と人に愛される「つやの法則」』 (PHP研究所)
『お金と人に愛される「開運言葉」』 (PHP研究所)
『あなたの運は絶対!よくなる』 (PHP研究所)
『見た目を磨くとすべてがうまくいく!
あなたの金運・恋愛運・仕事運は絶対よくなる』
などがある。
性別 女性
居住地 神奈川県
ステータス 未婚